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ビジュアルコミュニケーションの極意
【Step 2-3】
 第6回 「メッセージを伝える」
 第4回、第5回と、レイアウトの基本についてご案内してきました。第6回では、図表の強調の方法や、コメントやタイトルの入れ方など、プレゼンテーションのメッセージを強調する方法についてご案内していきます。

第6回の構成
(1) 図表の強調
 1) データを表現する図表
 2) コンセプトを表現する図表
(2) タイトルとテキスト
 1) タイトル
 2) テキスト

(1) 図表の強調

 図表には、必ず訴えるべきポイントがあります。たとえば、データを表現する図表なら「差」や「伸び率」、コンセプトを表現する図表なら「キーワード」や「中心的な概念」がそれにあたります。
 見やすく、理解しやすいプレゼンテーション作成のためには、ポイントとなる箇所を強調し、プレゼンテーションの受け手に、どこが重要なのかを一目で分かるようにします。
 この項では、図表の中の強調について、具体例を挙げる形でご説明していきます。

 1) データを表現する図表

 データを表現する図表における強調の方法には、
  • 色を変更する
  • 矢印や罫線など補助的な図形を配置する
  • 他の部分から切り離す(円グラフ)
などがあります。

図表6-1 同系色の濃淡による強調
 図表6-1は、自社製品の購入理由についてのデータです。プレゼンテーションの作成者は、「味覚の優位性」が高いことを伝えようとしています。そのため、該当する箇所のみ濃い青を使い、他の理由は薄い青を使っています。

図表6-2 矢印と罫線による強調
 図表6-2は、ストリーミングコンテンツの利用経験を回線状況別に表したものです。ダイアルアップユーザーに比較して、高速回線ユーザーの利用経験が高いことを強調するため、差に相当する部分に罫線をひいて矢印を配置しています。

図表6-3 円グラフの切り離しによる強調
 図表6-3は、自社商品へのスイッチ状況を表した円グラフです。この例で作成者が強調したいのは、競合A社製品からのスイッチ比率です。それを伝えるために、該当する箇所のみを濃い青にするとともに全体から切り離して強調しています。

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  構 成

第1回 ビジネスコミュニケーションとしてのプレゼンテーション(一般公開中)
第2回 グラフの選択と基本グラフの作成
第3回 応用的なグラフ
第4回 レイアウトの基本(1)
第5回 レイアウトの基本(2)
第6回 メッセージを伝える
第7回 動きのあるプレゼンテーション
第8回 イメージの表現:対比型・交差型
第9回 イメージの表現:循環型・展開型
第10回 イメージの表現:要因分解型・収斂型
第11回 イメージの表現:イメージ型
第12回 プレゼンテーションを仕上げる


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週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

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