ミズノの2022年3月期は、連結売上1,727億円(前期比14%増)、営業利益99億円(同159%増)と増収増益となった。新型コロナウイルスの影響により、学校の部活動や地域のスポーツ活動の休止、スポーツイベント、競技大会の中止や規模縮小、直営店や運営施設等の休業、時短営業など影響があったものの、行動制限の緩和や前年度からの反動、海外事業の好調があり、販売が大幅に改善した。地域別の業績では、日本では野球、サッカー、ゴルフなどアウトドアスポーツの分野で業績が回復したものの、インドア競技の商品群やスポーツ施設サービス事業が苦戦し、全体では売上高1,174億円(同0.7%増)、営業利益43億円(同71%増)となった。海外においては、新型コロナウイルス感染症の影響からの反動が見られ、中でも欧米を中心にゴルフ用品やランニングシューズが好調、欧州、米国、アジア・オセアニアともに売上高は前年を下回ったものの、利益面では大幅な増益となった。今後は、国内では競技スポーツ事業でブランド力を高め、競争やイノベーションにより新領域にもチャレンジし、海外では好調なゴルフ事業のさらなる強化、ランニング、サッカーを新たな成長カテゴリーとして強化し、海外販売比率を向上させていく。2023年3月期は、売上高1,830億円、営業利益105億円を目標とする。
企業活動分析/戦略分析シートのご利用には有料の会員登録が必要です。
本コンテンツでは、企業の戦略や活動を当社独自のフレームに沿って時系列で整理しています。
各企業の決算情報やニュースリリースをチェックする手間をかけることなく、戦略や事業環境を素早く把握できます。競合比較や業界分析などに幅広くご活用ください。
現在、企業活動分析/戦略分析シートのサンプルを無料公開しています。無料会員への登録でダウンロードできますので、ぜひお試しください。
企業活動分析レポートのダウンロード
- バックナンバー

企業活動分析に関する基調論文
参照コンテンツ
- 戦略ケース アンダーアーマー ―競技者のニーズ基点の新市場開拓(2016年)
- 戦略ケース 消費拡大層を取り込むミドルシフトのマーケティング-はきやすい靴で中高年に支持されるアシックスウォーキング(2013年)
- 戦略ケース ミズノ ワークショップカーを駆っての市場開拓作戦(1988年)
- MNEXT 2023年の消費と戦略経営~マーケティングの6つの革新~(2022年)
- MNEXT アフターコロナの本格マーケティング 2023年の消費を捉える10のポイント(2022年)
- MNEXT 眼のつけどころ Z世代攻略の鍵は時代にあり(2022年)
- MNEXT 眼のつけどころ 値上げの時代の生き残りマーケティング(2022年)
- MNEXT 眼のつけどころ イラスト効果で売上130%増の謎を解く―エモーショナルマーケティング(2022年)
- MNEXT 眼のつけどころ ePOPで成熟ブランドのリブランディング― 2022年春の提案(2022年)
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 8年連続プラスのスナック菓子、インバウンドも貢献
スナック菓子市場の拡大が止まらない。小売り金額は8年連続プラス、2023年は2桁、24年も2桁に迫る成長で、6,000億円も射程圏内だ。

消費者調査データ シャンプー 首位は「パンテーン」、迫る「ラックス」、再購入意向には高機能ブランド並ぶ
高機能化の流れが続くシャンプー市場。調査結果からは、認知や直近購入などでは「パンテーン」が首位を獲得したが、再購入意向では個性的なブランドが上位に並んだ。

消費者調査データ 印象に残ったもの 働く女性首相誕生の2025年は、万博に沸き、熊と米に揺れた
2025年は女性首相誕生や万博などに沸いたが、、米価高騰、熊被害、異常気象などに揺れた。消費者の印象にのこったのはどんなものだったか。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)