マツダの2025年3月期の連結決算は、売上高5兆189億円(前期比4.0%増)、営業利益1,861億円(同25.7%減)と増収減益となった。2025年3月期は、主要市場における販売競争の激化、人件費や調達部品価格の上昇等の影響を受けたものの、機動的な販売促進策の強化、新商品の導入等の取り組みにより、過去最高の販売台数となった北米市場を中心に販売台数及び売上高が増加。営業利益については、グローバル競争の激化及び品質課題への徹底対応による出荷台数減の影響などにより減益。グローバル販売台数は対前年5.0%増の130万3千台、特に米国及びメキシコは過去最高の販売台数となった。2022年11月には中期経営計画のアップデートと2030年に向けた経営方針を発表、経営を取り巻く環境の不確実性が高まっていることを受け、視点を2030年まで延ばし、世界の潮流を想定した経営方針と主要取り組みを示した。2030経営方針に基づくフェーズ1は、北米ビジネスの力強い成長、ラージ商品の導入によってトップラインの成長を実現し、利益やネットキャッシュを積み上げるなど、概ね想定通りの進捗となった。 2026年3月期からのフェーズ2については、企業価値向上に向けた「ライトアセット戦略」と「マツダ ものづくり革新2.0」を推し進め、実態に即した電動化マルチソリューションをさらに前進させる方針だ。
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