明治乳業の2008年3月期の連結決算は、売上高7,070億円(前年比0.6%増)、営業利益163億円(同31.1%減)、経常利益161億円(同31.4%減)と大幅な減益であった。減益要因は海外原料、包装材料の大幅コストアップ、ヨーグルト、宅配商品の低迷、減価償却費の整理変更による。2009年3月期は価格改訂効果を主とした増益計画であったが、急激な景況悪化により連結売上高は前期比0.9%増の7,137億円、営業利益は同17.0%減の135億円、経常利益は同16.0%減の135億円を見込む。また、2009年4月1日付で明治ホールディングスを設立し、事業領域の拡大と新たな需要創造を目的として明治製菓と経営統合。中期目標イメージは2011年度連結ベースで売上高1兆3,000億円、経常利益500億円を目指す。
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