
動画ファイルはデータ容量が大きいので、ダウンロードするのに時間がかかります。そこで生まれたのが、サーバにあるサウンドデータや動画データをネットワーク経由でダウンロードしながら順次再生することを可能にする技術=ストリーミングです。ストリーミングを利用することで、撮影した動画をリアルタイムで配信することもできます。
かつてはサウンドデータをストリーミング配信するリアルネットワークスの「RealAudio」が有名でしたが、その後、同社の「RealVideo」やアップルの「QuickTime」、マイクロソフトの「Windows Mediaテクノロジー(旧NetShow)」などの動画にも対応するストリーミング技術が発表されています。
ストリーミング技術は、ストリーミング対応のデータを作成(エンコード)するエンコーダ、配信を行なう配信サーバ、ユーザー側が受信し再生を行なうプレーヤの3点で構成されています。
エンコードしたデータを一度ファイルに保存してから配信サーバで配信する方法を「オンデマンド配信」、エンコードと配信を並列して行ないリアルタイムの配信を行なう方法を「ライブ配信」と呼び、スポーツやコンサートの生中継で活用されています。
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