日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net



マーケティング用語集
POS・EOS




1.「在庫」削減に「情報」活用

 市場の多様化にともなう在庫リスクの増大は、メーカー全般にとって重要な経営課題となっています。流通にとっても、環境の不確実性の増大は、在庫投資へのリスクを吸収する手段として、情報処理能力の重要性が高まることになります。
 流通側の在庫投資が減り、在庫率の水準も一貫して低下してきていますが、在庫投資循環がそのように安定化したのは、流通過程におけるPOSやEOSなどのシステムの普及があげられます。このように、流通活動においては「情報」が「在庫」に置きかわっているということが顕著になっています。


2.POS

 POS(POINT OF SALES) とは、販売時点情報管理と訳されます。商品についているバーコードを機械で読み取り、販売情報を収集するシステムです。毎日の商品単品ごとの売上が翌日の朝には正確に知ることができるようになり、在庫管理に大きな武器となりました。小売にとっては、売り切れという機会損失を最小限に抑えることや、死に筋商品の確実な発見が可能です。


3.EOS

 POSを発注システムに活用したのがEOS(ELECTRONIC ORDERING SYSTEM)です。EOSとは、補充発注システムと訳され、受発注をシステム化したものです。膨れ上がった商品点数を適宜、迅速に発注することの負担が増大し、その効率化を目的としたシステムです。
 POSとEOSを連動させることでより効率的なジャスト・イン・タイムを実現することも可能です。売れ筋商品を必要な数量だけ発注し、効率的な商品管理も可能になっています。しかし一方では、これらシステムの導入で、売れ筋至上主義に拍車がかかり、どの店も区別の付かない品揃えで店の特徴が薄れる危険性も指摘されています。システムと独自性のバランスが今後の課題といえそうです。



おすすめ新着記事

マスク生活で熱中症危険度は高止まり?注目集まる「塩」入り飲料
マスク生活で熱中症危険度は高止まり?注目集まる「塩」入り飲料

今年上期の清涼飲料市場は、外出自粛などの影響を受け前年比10%程度のマイナスとなった。6月以降は回復の兆しがみられ、特に8月は東京都心の猛暑日が1875年の統計開始以来最多を記録するなど、マスク着用とあいまって例年以上に熱中症リスクが増加。メーカー各社も熱中症対策の周知に注力している。(2020.09.16)

新製品投入やフルーツティーなどで伸びる紅茶飲料、コロナ禍でも好調
新製品投入やフルーツティーなどで伸びる紅茶飲料、コロナ禍でも好調

2010年をピークに2015年までダウントレンドにあった2紅茶飲料の生産量は、2016年に反転。2019年は119万8,600Kℓで、4年連続の拡大、過去最高を記録した。今年4、5月は新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で、ペットボトル飲料は全体として低迷したが、紅茶飲料の市場は、トレンドのフルーツティーの新製品やリニューアルで活気をみせている。

伸びる地域ブランド農産物 拡がる購入チャネル
伸びる地域ブランド農産物 拡がる購入チャネル

直売所だけでなく、ネットでの取り扱いの増加などで、地域ブランドの農産物を目にする機会が増えてきている。実際に今回の調査でも、全体の半数を超える人が、最近1年以内に地域ブランド農産物を購入したことがあると答えた。今後の購入意向も高く、多少高くても買いたいと考える人も多い。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ネットチャネルでの購入も増加。加えて消費者の食・健康意識の高まりを背景に、今後も成長余地は大きいとみられる。






マーケティング用語集

【ポップアップ広告】モニター登録
コロナ経営危機を乗り越える!中堅ビジネス向け無料オンライン相談
会員登録のご案内
消費社会白書2020
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2020 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.