ショールームの狙いは、営業活動との連動を狙った
- 重要なエリアの営業強化
- これまでの顧客とは違う新しい顧客獲得
- 既存顧客に対するさらに質の高いサービス提供
- 販売店・販売関与者支援(リテールサポート・ユーザーサポート)
などがあります。
さらに、企業全体のイメージアップのための
- 企業理念などを具体的に表現する場
- 企業が社会から「良い会社」である評価を得るための拠点
といった狙いがあります。最近では、アミューズメントコーナーや顧客が自由に使えるコーナーなどを設置して「楽しめる場つくり」にも注力されています。
ショールームは、「体感・実感・実験・納得・シミュレーション」という5つのレベルの機能があります。全ての商品市場で普及限界になった今、顧客の使用経験や知識のストックは増えています。
顧客の要求する情報のレベルは高度になっており、それに応えるためには5つのレベルでの対応が不可欠になっています。コーディネート提案、体験コーナー、設計・見積サービスなどの装置化がそれです。さらに、情報を提供するだけでなく、「情報を収集」するという視点での活動も重要です。
ショールームの狙いは営業活動の支援です。広報的な施設ではなく、売りに直結する新しい営業装置として、その利用促進、集客手段、販促目標の設定などを考えなくてはなりません。あくまでショールームが営業の前線であるという認識から、流通やユーザーへの情報発信、顧客サービス、場合によってはショールーム員が流通やユーザーに訪問をするなどということも新たなミッションになります。
営業部隊と連動した活動プロセスの一翼にショールームがあることを認識してください。
おすすめ新着記事

5G(第5世代移動通信システム)
5Gとは「第5世代移動通信システム(5th Generation)」のことで、通信規格の名称。現在の「4G」に続く最新の規格で、日本では2020年3月から商用化が開始された。4K/8Kの高精細映像などの大容量コンテンツの伝送や、自動運転や遠隔ロボットへの活用、IoTの普及などが期待されている。

テイクアウト、デリバリーで伸びる洋風ファーストフード
コロナ禍で外食全体が苦戦するなか、ハンバーガーチェーンなどの洋風ファーストフード業態は、コロナ前の2019年と比較しても116.2%と伸長している。原動力となったのは、感染症対策がしやすく、テレワークなど働き方・ライフスタイルの変化に伴うテイクアウトやデリバリーの拡大だ。原材料の値上がりや、健康意識、環境配慮意識の高まりなどの不安要素はあるものの、今後も成長が期待される業態だ。

広まるネットショッピング 特定層に留まるSNS購買とフリマアプリ
コロナ禍でオンラインショッピングの利用が増えている。利用チャネルもアマゾンや楽天だけにとどまらず、多様な買い方がされている。今回は、その中でもSNSを通じた購買やフリマアプリの利用に焦点を当て、今後の利用拡大の可能性を探ってみた。



