日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net



マーケティング用語集
ルートセールス




1.ルートセールスとは

 ルートセールスとは、一定の地域内で販売員・営業担当者が特定の顧客を定期的に訪問し、受注・集金・商談・販促活動などの販売活動を行うことを言います。
 通常は、自分の受持ち得意先リストの中からスケジュールを組んで巡回するというスタイルを取り、得意先との協力関係を築き上げ、売れる仕組みをつくるべく、活動します。既存の協力者との信頼関係をいかに維持するか、新規開拓の可能性はないのか、を目標に活動することが重要です。
 活動の目安は、どの程度の協力者がいるのか(店舗カバー率)、どの程度協力してくれるのか(店内シェア)によって大きく異なります。


2.メリット・デメリット

 ルートセールスでは得意先を訪問する営業担当者がいつも同じなので、小売店の信頼を得やすいというメリットがあります。また、得意先が遠隔地にある場合、1回の訪問で集金と配送が兼ねられるので効率的であると言えます。
 一方デメリットとしては、1件1件を訪問しての営業活動であるため、販売管理費の負担が大きくなりやすい、また営業活動と配送を兼ねるために非効率になりやすい、といったことが挙げられます。


3.今後について

 近年コンビニエンス・ストアや量販店では、商談や販売促進などの活動を本部で一括して行うようになっているため、ルートセールスのように個別の得意先を回るというスタイルが行えなくなっています。
 また、従来は営業担当者が行っていた受注活動が、電子データ交換による受注に代わり、集金も銀行振り込みが普通になり、ルートセールスを行うことが非効率になってきていることから、ルートセールスを廃止して、営業担当者を商談や販促活動に専念させるという企業が増えています。
 ルートセールスは、新規顧客開拓を行う営業と異なり、じっくり顧客に向き合える仕事だと言われ、一見のんびりとした業務に思われがちですが、競合他社にはない商品やサービス、クオリティを提供することによって、揺るぎない信頼を得られる営業スタイルとも言えるため、今後はどのように効率性との兼ね合いを考えながら、優良顧客との関係づくりに活用していけるかが鍵となります。



参照コンテンツ


おすすめ新着記事

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター<br>在宅時間の増加で増えるおうちカフェこだわり派
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター
在宅時間の増加で増えるおうちカフェこだわり派

在宅勤務や外出自粛で自宅で過ごす時間が増える中、コーヒーやお茶の飲み方にも"ある変化"が起きている。今回は在宅時間の増加に着目して、コロナ前後でのコーヒーや日本茶の飲み方の変化を探った。その結果、在宅勤務をしている人ほど豆から挽いたコーヒーや茶葉から淹れた日本茶の飲用が増えていることがわかった。コロナ禍で、手間ひまかけて丁寧にコーヒーやお茶を淹れることにより、おうち時間を大切に過ごしたいという意識が垣間見える。

消費者調査データ 日焼け止め<br>盤石「ビオレUV」、ロングセラーひしめく上位に定着する「スキントーンアクア」
消費者調査データ 日焼け止め
盤石「ビオレUV」、ロングセラーひしめく上位に定着する「スキントーンアクア」

今回の調査では複数項目で「ビオレUV」が首位を獲得した。一方「スキントーンアクア」が再購入意向で首位など、ロングセラーひしめく上位で存在感を増している。10年連続で拡大してきたサンケア市場だが、今年は新型コロナウイルスの影響でインバウンド需要が激減。需要最盛期を前に先行き不透明感が続いている。

企画に使えるデータ・事実 成長市場を探せ ベーコン(2020年版)
企画に使えるデータ・事実 成長市場を探せ ベーコン(2020年版)

ベーコンは、伸び率こそ低いものの、生産量は9年連続で拡大している。肉ブームや食の簡便化志向による加工品の伸びにつられる形でのゆるやかな拡大だ。新型コロナウイルスの影響で巣ごもり消費が拡大している。手軽に使えて、精肉よりも保存期限が長く、麺類や加工食品のトッピングなどにも合わせやすいベーコンも、拡大の可能性は高い。






マーケティング用語集

【ポップアップ広告】モニター登録
会員登録のご案内
消費社会白書2020
研修テキストに使える!コンテンツパッケージ販売のご案内
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2020 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.