モスフードサービスの2017年3月期の連結決算は、売上高709億円(前年比0.3%減)、営業利益47億円(同22.0%増)と、減収増益となった。売上高は微減となったが、商品除却の減少などの内部努力や、想定より円安が進まなかったことによる仕入れコストの減少が原価低減につながり、増益に導いた。主軸となるモスバーガー事業のうち国内モスバーガー事業では、定番商品に加え期間限定商品や地域限定商品を1~2か月ごとに販売、差別化・地域密着を進めた。2017年3月には定番商品となった「とびきりハンバーグサンド」のソースをリニューアルし、おいしさの追求に努めた。また、指定された時間に受け取りが可能な「モスのネット注文」の会員数は順調に増え、約50万人(前期末比約25万人増)となった。海外モスバーガー事業では、各国地域ごとの施策を展開することに加え、熊本地震復興支援として「くまモン」とコラボした海外統一プロモーションも実施し、好評を博した。以上の結果、モスバーガー事業全体では、売上高669億円(前年度比0.0%減)、営業利益67億円(同13.1%増)となった。次年度は、16年度に経営計画の目標を達成できなかった原因を探りながらブランド価値及び業績のさらなる向上を目指し、売上高712億円、営業利益37億円を見込んでいる。
参照コンテンツ
- 戦略ケース シェイクシャックは日本で第二のスタバになれるのか (2016年)
- 戦略ケース 2016年ハンバーガー戦争 (2016年)
- 戦略ケース 勝者なきセルフ式コーヒーチェーン店の競争 (2013年)
- 戦略ケース 株式会社モスフードサービス-「心と科学」が経営の基本 (1993年)
- 戦略ケース 株式会社モスフードサービス-「心プラス科学」の経営理念 (1993年)
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