ご好評のうちに開催終了いたしました。ありがとうございます。
各セッションのタイトルから、当日の講義録を公開中です。ぜひご一読ください。
開催のねらい
2013年 第1回戦略ワークショップ開催
市場転換期の常識を覆すマーケティングとは?
「戦略ケースの教科書」では語りきれなかった理論と事例で、
御社のマーケティング計画づくりをバックアップ
※前回の模様は
こちらからご覧いただけます。
開催要項
日時 : 2013年2月21日(木) 13:00~16:00
会場 : JMR生活総合研究所 会議室
(パレスサイドビル2F 東京メトロ東西線竹橋駅下車直結
地図はこちら)
参加費:一般 10,000円
J-marketing.net メンバーシップサービス会員 8,000円
※当日会場にてお支払いください。
定員 : 30名(ご応募多数の場合は先着順とさせていただきます)
※尚、調査会社、シンクタンク、広告代理店、学生の皆様には、ご参加をお断りさせて頂いております。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申しあげます。

プログラム
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松田久一 13:00~14:00

自民政権交代後の「アベノミクス」によって株高・円安が続き、低迷する消費市場にも転換が起きようとしている。
これから消費市場はどう変わるのか、どんな戦略が求められるのか?
最新のオリジナル消費者調査にもとづき、今後の消費回復のシナリオをご提案。
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不況から消費回復期のマーケティング
戦略研究チーム 14:00~14:50
2013年、消費市場は転換期を迎える。
必要なのは、従来のマーケティングセオリーを打破することだ。
四つの新たな切り口を、事例研究をもとに新しいマーケティングのKFSを解説する。
「戦略ケースの教科書」では取り上げていない新たな事例をもとにご提案。
- 商品の絞り込みから新製品マーケティングへ
不況期には「商品・ブランドの絞り込み」がセオリーとされてきたが、現在の需要はロングテール化している。山崎製パンの「ランチパック」(1984年発売)は年間100品目という積極的な新製品展開により、定番スペースと鮮度維持に成功している。
- 店頭生活提案と地域顧客をつなぐ
アサヒビールとキリンビールのビール2強は地域の料飲店や酒販売店、自治体などの事業者と連携して街づくりや地域活性化を支援している。支社やプロジェクトチーム体制で店舗情報の提供やイベントを通じて集客を代行し、結果として顧客づくりにつながっている。
- 得意先の絞り込みから柔軟な流通戦略へ
流通接点が激変する中、得意先や売り先の重点集中化はリスクが高い。既存の売り先に固執せず、どのような変化にも対応できる柔軟な流通戦略が有効である。カルビーはCVSやSM依存から脱却し、ドラッグストアなどの非食品系業態や直営店「カルビープラス」展開や外食とのコラボで持続成長している。
- 値下げではなく、モノ+サービスのバンドリングで売る
不況期には、値引きなど価格で需要を刺激する傾向が強いが、現在はハードとソフト一体化させたバンドル戦略に成功のチャンスがある。パイロットの消せるボールペン「フリクションボール」は世界での販売総数4億本を超えるが、それ以上に「替え芯」(カプセル)販売が大きな収益源となっている。
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Intermission
14:50~15:00
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質疑・意見交換とフリートーク
政権交代後の市場をどのように捉えるか
どんなマーケティングが必要か
ファシリテーター 舩木 15:00~16:00
- 消費の潮目をどう読むか
- 回復シナリオ時にどんなマーケティングが必要か
- マイナスシナリオ時には、どんなマーケティングを準備すべきか
- 新しいマーケティング発想によって、既存事業をどのように活性化できるか
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