
メンズスキンケアが、コロナ禍のダメージから堅調に回復している。2024年の販売金額は、2桁成長でコロナ前の2019年の水準を超えた(通商産業省「生産動態統計調査」)。

メンズスキンケアは、コロナ前から微減傾向にあったが、コロナ禍で落ち込んだあと、22年から回復基調に転じた。2024年の「男性用皮膚用化粧品」の販売金額は、1,963億円余で前年比112.6%となった。
背景にあるのは、清潔感への意識やSNSの影響などだ。成長をリードしているのは韓流アイドルや、インフルエンサーの影響を強く受けた若年層だ。弊社の独自調査でも、20代男性の約4割がスキンケアに関心を持っている(「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 20代男性の4割がスキンケアに関心!女性に迫る勢いで拡がるメンズ美容)。一方、エイジングケアニーズの強い中高年男性にも、WEB会議などをきっかけに浸透が進んでいるとみられる。ネットショッピングの普及も成長を後押しする。
また、「男性用」の定義からは外れるが、ユニセックス化粧品の使用や、日焼け止めの使用率も伸びているとみられ、男性の美容意識の高まりがうかがえる。これらのことから、今後もメンズスキンケア市場は伸びが期待できるだろう。
参照コンテンツ
シリーズ 成長市場を探せ
- 値上げでも数量増、金額は過去最高更新のアイスクリーム市場(2025年)
- カカオショックのなか、過去最高を更新したチョコレート市場(2025年)
- ネットショッピングを支え、拡大続けるECサイト運営(2025年)
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 猛暑で需要急上昇、過去最高更新中のスポーツドリンク
スポーツドリンクの売上は、4年連続で過去最高を更新。夏型商材であるスポーツドリンクは気温の上昇とともに需要が拡大する傾向がある。

消費者調査データ ノンアルコール飲料 首位は「ドライゼロ」、再購入意向の高いカクテルテイスト
10年で約1.5倍に拡大したノンアルコール飲料。調査結果はアサヒ ドライゼロ」が複数項目で首位、上位はビールテイストが占めたが、再購入意向では上位はカクテルタイプが目立った。

食と生活」のマンスリー・ニュースレター スマートウォッチは腕時計を奪わない SW所有者の9割が腕時計も所有、共存する二つの市場
スマートウォッチ(SW)の普及が話題となるなか、腕時計はSWに代替されてしまうのか。今回は、腕時計とSWの所有・着用状況を調査した。
無料の会員登録をするだけで、
最新の戦略ケースや豊富で鮮度あるコンテンツを見ることができます。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)