
茶飲料*が伸びている。5年連続プラスで、4年連続過去最高を更新中だ(全国清涼飲料連合会「清涼飲料統計」)。

2025年の茶飲料の販売額は前年比102.3%となる9,496億円で着地した。主力の緑茶飲料は同99.9%と微減だが、麦茶飲料やブレンド茶飲料、ルイボスティーやコーン茶飲料などがけん引した。背景にあるのは、メガトレンドの健康志向に基づいたカフェインコントロールの考え方や、水分補給への認識の浸透だ。ノンカフェインでミネラルなどを含む麦茶飲料などへの関心が高まっているとみられる。多様化が進む一方で、緑茶飲料には危機が忍び寄る。世界的な抹茶ブームのあおりを受けた茶葉の高騰だ。製品の価格にも反映され、節約志向を強める消費者の買い控えにつながる恐れもある。足元では「お~いお茶」や「綾鷹」などの好調が伝えられるものの、不透明感は残る。特に夏場の水分補給には欠かせない茶飲料。今後の動向が注目される。
* 緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶、麦茶、ブレンド茶などを含み、紅茶飲料は含まない参照コンテンツ
シリーズ 成長市場を探せ
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