青山商事の2017年3月期連結決算は、売上高2,528億円(前年同期比5.2%増)、営業利益202億円(同5.3%減)と増収減益となった。2015年12月にミニット・アジア・パシフィックを、2016年4月にWTWを完全子会社化したことから、売上高は増加した。しかし主力事業であるビジネスウェア事業、及びアメリカンイーグルフィッターズを含むカジュアル事業の既存店売上高が低調に推移したことによって、営業利益は減少した。次年度で最終年度となる3カ年の中期経営計画だが、当初に設定した目標を達成できるかは不透明となっている。新業態の立ち上げは上述の通り、計画通りに進捗しているが、優良物件の不足やコストの増加によって、ビジネスウェア事業での新規出店が減速している。また既存業態の収益体質の改善が遅れていることなどから営業利益が伸び悩んでいる。今後は主力のビジネスウェア事業において、新業態であるレディス専門店「ホワイト ザ・スーツカンパニー」の積極的な出店を実施して、ブランドの浸透を目指すとともに、機能性商品の開発や、法人提携の更なる強化によって利益拡大を狙う。
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 自己表現ツールとしてのフレグランス 浸透をAIも後押し?!
フレグランス市場の成長が止まらない。拡大のきっかけは、コロナ下での癒し需要だったが、今や自己表現としての側面が強いとみられている。特に若年層は、「推しのイメージや推しの好みの香り」や「自分だけの香り」を求め、様々な商品を試しているという。

消費者調査データ 「ビオレUV」独走、全項目で首位。「アネッサ」「ニベアUV」に差をつける
日焼け止めブランドの調査結果を見ると、「ビオレUV」が三ヶ月内購入や購入意向などで2位以下の倍以上のスコアでトップを独走。「ニベアUV」や「キュレルUV」などその他の花王のブランドも上位に食い込んだ。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 冷凍野菜は「手抜き」じゃない 食意識の高い人ほど選ぶ、新しい食卓の定番
拡大を続ける冷凍食品市場。冷凍野菜はどのような層が牽引しているのかを探ってみると、既婚子育て層や管理職で購入率が特に高く、全体を大きく上回ってた。購入頻度の増加率をみると、階層意識が中の上以上で突出して高く、経済的に余裕のある層が積極的に取り入れている様子がうかがえる。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)