小松製作所の2019年3月期の連結決算は、売上高2兆7,252億円(前年比9.0%増)、営業利益3,978億円(同48.2%増)、当期純利益3,775億円(同29.4%増)と2期連続の増収増益となった。建設機械・車両部門において、北米やアジア・オセアニアを中心に多くの地域で需要を着実に取り込んだことや、産業機械他部門において自動車業界向けの鍛圧機械及び工作機械の販売が増加したことなどにより売上が増加。利益に関しては、各地での売上増加や一昨年に連結に加わったコマツマイニングにおいて買収に係る一時費用の減少などがあったことで、大幅な増加となった。19年4月からは新たな3カ年の中期経営計画「DANTOTSU Value - FORWARD Together for Sustainable Growth」をスタート。新たな成長戦略として、1)イノベーションによる価値創造、2)事業改革による成長戦略、3)成長のための構造改革を掲げる。これら成長戦略3本柱の考えに基づいた成長分野への重点投資を優先的に行い、収益向上と ESG の課題解決の好循環による持続的成長を目指す。
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