2019年3月期の連結決算は、売上高2,430億円(前年同期比1.4%増)、営業利益23億円(同4.9%減)で増収減益となった。人手不足や物流・動力費の上昇に加え、節約志向を背景に競合他社との販売j競争の激化など厳しい環境が続くも、調理加工食品部門が堅調に推移したことで売上高は増収となった。一方営業利益は、主力のハム・ソーセージ部門の減収や、コンビニエンスストア向けの新工場立ち上げに伴う初期コストの影響に加え、食肉事業の減収などから減益となった。セグメント別では、加工食品事業のハム・ソーセージ部門で消費者の節約志向を背景に価格競争が激しくなるなど厳しい環境が続き、5.3%の減収、調理加工食品部門ではレトルトカレー商品の売上高が堅調に推移したこと等により10.8%の増収となった。食肉事業においては、豚肉の相場が軟調に推移する中、輸入冷凍豚肉の拡販に努めたことから売上高が前年をやや上回り、牛肉については相場が前年を上回る中、輸入冷凍牛肉の低調で売上高は前年並みにとどまった。営業利益は、輸入冷凍牛肉の収益性の低下などから、前年同期比9.1%の減益となった。次期からは、調理加工食品の増強による事業構造の転換を図り、強靭な企業体質を構築し、商品開発力・技術力の強化及びローコスト経営の推進により企業価値の最大化に努める2020年3月期は売上高2,500億円(前期比2.9%増)、営業利益35億円(同55.3%増)を見込む。
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

消費者調査データ ノンアルコール飲料 首位は「ドライゼロ」、再購入意向の高いカクテルテイスト
10年で約1.5倍に拡大したノンアルコール飲料。調査結果はアサヒ ドライゼロ」が複数項目で首位、上位はビールテイストが占めたが、再購入意向では上位はカクテルタイプが目立った。

食と生活」のマンスリー・ニュースレター スマートウォッチは腕時計を奪わない SW所有者の9割が腕時計も所有、共存する二つの市場
スマートウォッチ(SW)の普及が話題となるなか、腕時計はSWに代替されてしまうのか。今回は、腕時計とSWの所有・着用状況を調査した。

消費者調査データ 「キリン 氷結」、「ほろよい」デッドヒート、サントリーは「-196℃」「角ハイ」も上位に
アップトレンドの続くRTD市場。調査結果は「氷結」と「ほろよい」の激しい首位争いとなった。3位グループも激戦で、各社の主力ブランドがしのぎを削る。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)