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(2012.05)
経済指標速報
2012年5月2日(水)
主任研究員 菅野 守



【収入状況】

 収入状況は総じて改善傾向、卸売業・小売業や生活関連サービス等の内需関連産業での給与の伸びが目立つ。


1.概況:収入状況は総じて改善の動き
図表1.現金給与額の前年同月比
伸び率の推移
 2012年5月2日に厚生労働省が公表した「毎月勤労統計調査」(平成24年3月分結果速報)をもとに、月間現金給与額をみると、常用労働者5人以上の事業所における、2012年3月の現金給与総額は常用労働者一人当たり平均で278,333円、2011年3月の確報値に対する前年同月比伸び率は101.0%へと上昇し3ヶ月ぶりのプラスとなった。
 現金給与総額の内訳として、所定内給与額と超過給与それぞれの動きに着目すると、2012年3月の所定内給与額は一人当たり平均244,778円、2011年3月の確報値に対する前年同月比伸び率は100.5%へと上昇し15ヶ月ぶりにプラスに復帰した。2012年3月の超過給与(または所定外給与)は平均19,472円、前年同月比伸び率は104.2%へと上昇し7ヶ月連続のプラスとなっている(図表1)。現金給与総額、所定内給与額、超過給与すべての伸び率がプラスとなったのは、2010年12月以来、15ヶ月ぶりのこととなる。
 現金給与総額、所定内給与額、超過給与それぞれの、前年同月比伸び率の値の推移をみると、超過給与は2012年1月以降、現金給与総額と所定内給与額は2012年2月以降、上昇を続けており、収入状況は総じて改善の動きがみられる。

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