
2025年度の冷菓市場は、前年度比102.8%となる6,631億円で、6年連続過去最高を更新した(一般社団法人日本アイスクリーム協会)。
今回は、当社が任意に選んだ冷菓24ブランドについて、「知っている(認知)」、「3ヶ月以内に店頭などで見た(店頭接触)」、「3ヶ月以内に広告やSNSなどでの口コミを見た(広告接触)」、「買って食べたことがある(購入経験)」、「最近3ヶ月以内に買って食べた(3ヶ月内購入)」、さらに「今後(も)食べたい(購入意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。
調査結果を見ると、前回(2025年5月版)と同様、「ハーゲンダッツ(ハーゲンダッツ ジャパン)」、「明治エッセルスーパーカップ(明治)」、「チョコモナカジャンボ(森永製菓)」などが項目ごとに小差で首位を争っている。項目別にみると、「明治エッセルスーパーカップ」は、店頭接触、購入経験で首位。「チョコモナカジャンボ」は広告接触と3ヶ月内購入で首位。「ハーゲンダッツ」は再購入意向でそれぞれ首位を獲得した。それぞれの差も小さく、まさに乱戦模様だ。
4位以下にも「雪見だいふく(ロッテ)」、「爽(ロッテ)」、「ジャイアントコーン(江崎グリコ)」、「ピノ(森永乳業)」などロングセラーが小差で順位を争い、こちらも厳しい戦いとなっている。
再購入意向をみると、首位は「ハーゲンダッツ」、2位は「チョコモナカジャンボ」だが、3位は「トップバリュのアイス(イオン)」、4位はセブンプレミアムのアイス(セブン&アイ」と上位にPBが食い込んでいる。母数は少ないながら、固定ファンを掴んでいることがみてとれる。
冷菓市場は、金額ベースでは過去最高だが、2025年の数量ベースは前年割れとなっている。価格改定やメーカーの高付加価値商品へのシフトなどで単価が上昇し続けているためだ。続く食品値上げで消費者の選ぶ眼はさらに厳しくなっている。普及価格帯の商品の品質は上昇し、プレミアムとの境界はあいまいになりつつある。PBも固定ファンを掴んでいる。夏の暑さは追い風だが、激しい競争環境のなか、消費者に選ばれ続ける条件はますますシビアになっていくだろう。
- 注目ランキング
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- 3ヶ月内購入
- チョコモナカジャンボ(森永製菓) 26.0%
- 明治エッセルスーパーカップ(明治) 25.0%
- ハーゲンダッツ(ハーゲンダッツ・ジャパン) 22.1%
- 再購入意向
- ハーゲンダッツ(ハーゲンダッツ・ジャパン) 71.6%
- チョコモナカジャンボ(森永製菓) 70.9%
- トップバリュのアイス(イオン) 69.4%
- セブンプレミアムアイスクリーム(セブン&アイ) 67.0%
- 3ヶ月内購入
詳細データのダウンロード
クロス集計表 サンプルイメージ
調査概要
提示24ブランド
- SUNAO(江崎グリコ)
- 牧場しぼり(江崎グリコ)
- ジャイアントコーン(江崎グリコ)
- アイスの実(江崎グリコ)
- 明治エッセルスーパーカップ(明治)
- 爽(ロッテ)
- クーリッシュ(ロッテ)
- レディボーデン(ロッテ)
- 雪見だいふく(ロッテ)
- レディーボーデン(ロッテ)
- ガーナアイス(ロッテ)
- ピノ(森永乳業)
- パルム(森永乳業)
- MOW(モウ)(森永乳業)
- アイスボックス(森永製菓)
- チョコモナカジャンボ(森永製菓)
- 板チョコアイス(森永製菓)
- ガリガリ君(赤城乳業)
- あずきバー(井村屋)
- ハーゲンダッツ
- 食べる牧場アイス(ファミリーマート)
- ウチカフェのアイス(ローソン)
- セブンプレミアムアイスクリーム(セブン&アイ)
- トップバリュのアイス(イオン)
調査設計
調査手法:インターネットリサーチ調査期間:2026年3月28日~3月30日
調査対象者:インターネットモニター 20歳~69歳 全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,229サンプル
サンプル構成(%)


参照コンテンツ
- 成長市場を探せ 数量減でも高付加価値化で過去最高更新の冷菓(2026年)(2026年)
- 「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第176号衝動買い率5割超え! アイス市場を押し上げる生活者の意識と行動
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