
コロナ禍からも急速な回復を果たし、大幅に拡大したフレグランス市場。2024年も堅調な成長を遂げた。

2024年の「香水・オーデコロン」の販売金額は、前年比104.8%、販売金額は初の90億円台、94億円に達し、3年連続で過去最高を更新した(経済産業省「生産動態統計調査」)。
コロナ禍以降の「癒し」、「自己表現」ニーズを取り込み、円安を背景としたインバウンド需要に支えられての拡大だ。SNSを契機として、新規ユーザーも拡大、本格志向の高まりで単価1万円を超える高額品も伸びた。輸入も好調だ。24年は前年比121.1%(財務省「貿易統計」)、1990年以降で最高となった。国産、輸入の両輪で伸びているのだ。
持続する「癒し」ニーズや、増加が続くインバウンド、香水が茶や香水サブスクなどのさまざまな仕掛けに支えられ、フレグランス市場は今後も成長が期待される。
シリーズ 成長市場を探せ
- クラフトジンがけん引 国産ジン、5年で3.9倍に(2024年)
- ビスケット市場、4年連続プラスで初の4,000億超えに(2024年)(2024年)
- 3年連続で過去最高更新、拡大する麦茶飲料(2024年))
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 8年連続プラスのスナック菓子、インバウンドも貢献
スナック菓子市場の拡大が止まらない。小売り金額は8年連続プラス、2023年は2桁、24年も2桁に迫る成長で、6,000億円も射程圏内だ。

消費者調査データ シャンプー 首位は「パンテーン」、迫る「ラックス」、再購入意向には高機能ブランド並ぶ
高機能化の流れが続くシャンプー市場。調査結果からは、認知や直近購入などでは「パンテーン」が首位を獲得したが、再購入意向では個性的なブランドが上位に並んだ。

消費者調査データ 印象に残ったもの 働く女性首相誕生の2025年は、万博に沸き、熊と米に揺れた
2025年は女性首相誕生や万博などに沸いたが、、米価高騰、熊被害、異常気象などに揺れた。消費者の印象にのこったのはどんなものだったか。
無料の会員登録をするだけで、
最新の戦略ケースや豊富で鮮度あるコンテンツを見ることができます。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)