
グミキャンディー、ソフトキャンディー、ハードキャンディーなどを含む飴菓子の2024年の小売金額は、初の3,000億円超となる3,142億円で、前年比も2桁増に迫る109.1%となった(全日本菓子協会「菓子データ」)。

緩やかな拡大基調にあったキャンディー類の小売金額は、コロナ下の外出自粛やマスク着用で大きな打撃を受けたものの、2022年には再び拡大に転じ、3年連続の拡大、24年には3,000億円の大台に乗せ、過去最高を更新した。
のど飴などのハードキャンディーも順調だが、成長の原動力となっているのはグミキャンディーだ。食べるときにゴミが出ないこと、見た目がSNS映えするものが多いこと、フレーバーや食感が多彩なことなどで拡大を続けている。さらに、菓子類の値上げが続くなかで、キャンディー類も値上げに踏み切った商品が多かったものの、それでも比較的単価が低く、割安感があることなどから数量的にも拡大が続いている。足元でもグミキャンディーの好調は続いており、今後も拡大が期待される市場となっている。
参照コンテンツ
シリーズ 成長市場を探せ
おすすめ新着記事

消費者調査データ 印象に残ったもの 働く女性首相誕生の2025年は、万博に沸き、熊と米に揺れた
2025年は女性首相誕生や万博などに沸いたが、、米価高騰、熊被害、異常気象などに揺れた。消費者の印象にのこったのはどんなものだったか。

成長市場を探せ コロナ禍からのV字回復、プチ贅沢需要で伸びる洋生菓子
コロナ禍で大きく落ち込んだ洋生菓子の売上は、22年には回復、24年にはコロナ前の水準に回復した。金額は伸びているものの、相次ぐ値上げで数量は微減。しかしクリスマスなどの行事需要は好調という。節約意識のなかでも「プチ贅沢」需要は続いている。

成長市場を探せ コロナ禍から回復し、過去最高を記録したキャンディー
コロナ禍で落ち込んだキャンディー市場は、22年には反転、24年は過去最高を記録した。成長をけん引しているのはグミキャンディーとみられている。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)