
グミキャンディーなどを含む飴菓子の2024年の小売り金額は、前年比9.1%増の3,142億円となった(全日本菓子協会)。このうち、グミキャンディーの占める割合は年々上昇、昨今は3割を超えたとみられている。
今回は、当社が任意に選んだグミキャンディー24ブランドについて、「知っている(認知)」、「3ヶ月以内に店頭などで見た(店頭接触)」、「3ヶ月以内に広告やSNSなどでの口コミを見た(広告接触)」、「買って食べたことがある(購入経験)」、「最近3ヶ月以内に買って食べた(3ヶ月内購入)」、さらに「今後(も)食べたい(購入意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。
調査結果を見ると、「果汁グミ(明治)」が再購入意向を除く6項目で首位を獲得した。「果汁グミ」は、認知で8割強、店頭接触で4割弱、購入経験で4割強、購入意向で3割弱を獲得。同時にこれらの項目では2位以下に10ポイント以上の差をつけ、トップブランドらしい強さをみせた。
2位はカンロの「ピュレグミ」で、同じく再購入意向以外の6項目で「果汁グミ」に続いた。3位以下には、「コロロ(UHA味覚糖)」「忍者飯 グミ(UHA味覚糖)」「ぷっちょグミ(UHA味覚糖)」「ハリボー」「ポイフル(明治)」「フェットチーネグミ(ブルボン)」などが並び、僅差で競り合っている。
再購入意向をみると、上位5位まではいずれも母数が100に満たないものの、6割台後半から7割台の高い再購入意向を獲得している。首位の「ニッポンエール」は47都道府県の特産農産物を使用したグミ、2位の「UHAグミサプリ(UHA味覚糖)」は、名前の通り、鉄やDHA、コラーゲンなどのサプリメントのグミだ。3位の「噛王(カミキング)(カンロ)」は硬め食感、5位の「しゃりモニグミ(ブルボン)」も特徴的な食感が売りだ。いずれも認知や購入経験では上位ブランドに及ばないものの、個性的な仕立てでファンの獲得に成功したブランドといえる。
グミキャンディー市場は、じわじわと拡大を続けていたが、2020年頃から「ブーム」と呼べるほどに拡大している。コロナ禍の巣ごもり消費で、食べるときにゴミの出ないグミが注目され、「地球グミ(トローリ)」などSNS映えする商品が話題となった。その後も、クラゲや雲など見た目にこだわった商品が若い世代に受け入れられた。一方、原材料や食感にこだわったブランドも多く発売され、注目されている。メーカー各社の発売する多彩な商品がブームを盛り上げるグミキャンディー市場から、今後も目が離せない。
- 注目ランキング
-
- 3ヶ月内購入
- 果汁グミ(明治) 21.3
- ピュレグミ(カンロ) 12.4
- コロロ(UHA味覚糖) 7.9
- 再購入意向
- ニッポンエール グミ(全農) 72.4
- UHAグミサプリ(UHA味覚糖) 70.9
- 噛王(カミキング)(カンロ) 67.9
- 3ヶ月内購入
詳細データのダウンロード
クロス集計表 サンプルイメージ
調査概要
提示24ブランド
- 果汁グミ(明治)
- ポイフル(明治)
- アップグミ(コーラアップなど)(明治)
- ピュレグミ(カンロ)
- 噛王(カミキング)(カンロ)
- モッチュ(UHA味覚糖)
- コロロ(UHA味覚糖)
- シゲキックス(UHA味覚糖)
- 忍者飯 グミ(UHA味覚糖)
- UHAグミサプリ(UHA味覚糖)
- ぷっちょグミ(UHA味覚糖)
- つぶグミ(春日井製菓)
- ソルベットグミ(ノーベル製菓)
- キラふわグミ(ノーベル製菓)
- 男梅グミ(ノーベル製菓)
- ラムネグミ(森永製菓)
- ニッポンエール グミ(全農)
- プラネットグミ(地球グミ)(トローリ)
- ピュアラル(カバヤ食品)
- タフグミ(カバヤ食品)
- しゃりモニグミ(ブルボン)
- フェットチーネグミ(ブルボン)
- ハリボー
- \セブンプレミアム グミまる(セブン&アイ)
調査設計
調査手法:インターネットリサーチ調査期間:2025年10月2日~10月3日
調査対象者:インターネットモニター 20歳~69歳 全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,055サンプル
サンプル構成(%)


参照コンテンツ
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