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公開日:2019年03月19日
戦略200+・企業活動分析
カルビー株式会社
18年3月期は減益。ポテチショック、北米事業不振重なり
2018年3月期決算の総括

カルビーの2018年3月期の連結決算は、売上高2,515億円(前年比0.3%減)、営業利益268億円(同6.9%減)と減収減益となった。国内事業では、2016年夏、北海道の台風被害によるじゃがいも不足によってポテトチップスの生産・販売調整を行ったものの、じゃがいもの収穫期には販売を再開、47都道府県別の味のポテトチップスを販売するなど市場回復に努めてきた。海外事業においては、主力地域の北米における売上安定化と原価改善の遅れにより、利益面に大きな影響を与えた。またスペインでは、豆系スナックの売上の伸びが期待できないことから販売子会社を清算した。一方で、前期新規参入したインドネシアでは販路拡大や積極的な販促活動に努めた。また、中国シリアル市場への本格参入に向け、北海道工場内に「フルグラ」製造ラインを新設・稼働開始し第二四半期から香港の連結子会社で販売を開始した。更に、中国市場でのフルグラ事業拡大のために京都内にも製造ラインの建設を開始し、中国国内でのEコマース販売のためのカルビー(杭州)食品有限公司を設立するなどの政策を進めた。結果、国内事業では販売費のコントロール等のコスト・リダクションに努めたものの、海外事業では、は主力地域の北米の売上が減少したことに加えて、稼働低下による原価率の上昇や販売費の増加等のコスト悪化により、売上高・営業利益ともに減少となった。

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