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公開日:2025年04月11日

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第170号
チョコレートの今後購入意向は80%以上! 意外にも男性20~30代と管理職が市場を牽引


本コンテンツは、食生活についての消費者への独自調査をもとに、その分析結果をまとめたオリジナルコンテンツです。有料会員の方は、調査結果の分析パートと、主要各紙から食生活のトレンドを整理した業界クリップの2部構成でお届けするレポート形式のPDFダウンロードがご利用いただけます。


【1】チョコレート市場を牽引しているのは、男性20~30代と管理職

 ここ2~3年、チョコレート商品の値上げが続くなか、成分や機能を訴求したチョコレートが伸びている。今回はどのような人がどんな理由でチョコレートを食べているのか調査した。

 まず、チョコレート購入頻度をみると週1回以上が34.1%(図表2)。購入頻度増減をみると、増えた計が減った計を上回っていた(図表3)。

 続いて、様々な属性のなかから購入頻度との関連をみると性別年代や職業で差がみられた。それらの属性とチョコレート購入頻度をみると、週に5回以上購入しているヘビー層で男性20代、管理職の割合が高い。また、ミドル以上の割合は男性30代で46.9%、管理職で50.6%と半数前後を占めている(図表4)。チョコレート購入頻度増減の増加率をみると、男性20~30代そして管理職が高い(図表5)。

 以上から若い年齢層がチョコレート市場を牽引していること、そして調査からもチョコレート市場が伸長していることがうかがえる。

図表
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【2】チョコレートの機能・成分の認知拡大がチョコ購入を促進

 次に、チョコレートを、機能を訴求しているかいないか、チョコ菓子か否かという四つのカテゴリーに分けてみていく。

 チョコカテゴリーの購入頻度では、チョコ菓子において週1回以上の購入が他のカテゴリーより突出している(図表6)。購入頻度増減では、増加率をみると、チョコ菓子、次いで機能性チョコ菓子が高い(図表7)。

 チョコレートに含まれている成分認知数をみると、ひとつ以上知っている人は8割を超えている(図表9)。またチョコレートの効果・効能数ではおよそ半数の人がひとつ以上知っているという結果になった(図表10)。

 また、チョコレートの効果・効能認知数がチョコカテゴリーの購入頻度増加率に影響を与えていることがわかった。図表11をみると、チョコレートの効果・効能認知数が多いほど、各チョコカテゴリーの購入頻度増加率が高くなっている。

 このことから、チョコレートの効果・効能が認知されることが、購入頻度の増加につながっていることが推測される。

図表
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【3】意外なことにチョコ市場をリードするのは美容・健康意識が高い人!

 チョコレートの購入頻度に影響を与えるのは、1ページに示した属性よりも美容意識や健康意識ということがわかった。そこで美容・健康意識とチョコレート購入頻度の関係に着目したところ、「美容にいい食品を摂る」人ほど購入頻度が高いということがわかった。さらに、ミドル層以上の割合が「美容にいい食品を摂らない」人よりも2倍以上の割合である。また「美容に関心がある」、「健康のためにお金を使いたい」意識が高い人にも同様のことが当てはまる。

 続いて、美容・健康意識と属性ごとの関連をみていくと、男性20代は全体と比較して美容・健康意識ともに高い。さらに管理職は男性の割合が多いにもかかわらず、美容・健康意識が高い。そして1ページの属性ごとの購入頻度で男性20代と管理職はヘビー層の割合が高いことを確認したが、20代男性と管理職の美容・健康意識と購入頻度に関連があると考えられる。また、男性20代と同年代の女性20代を比較すると、男性20代のほうが美容意識・健康意識ともに高い点は特筆すべき点である(図表13)。

図表
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【4】今後も成長の期待ができるチョコレート市場

 チョコレートの購入理由として、「気分転換」「小腹満たし」「ご褒美」が上位である。全体と比べて、属性ごとにみると男性20代、管理職は「健康に良い」、女性20代と管理職は「美容に良い」という理由が高いことが特徴的である(図表14)。チョコレートの効果への期待として管理職は全体と比較して多くの効果に期待している。また女性30代はダイエット効果に、女性50代は便通改善に期待している(図表15)。今後の購入意向は全体で84.8%と高くなっている(図表16)。

 これまでみてきたように、成分・機能の認知を通じて、新しいチョコレートの価値が伝わったのではないだろうか。その結果、チョコレート市場全体が伸長したと推測できる。こうした観点から、今後もチョコレート市場は成長していくことが期待される。

図表
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* オリジナル調査結果の分析 構成(全4頁)

【1】 チョコレート市場を牽引しているのは、男性20~30代と管理職
【2】 チョコレートの機能・成分の認知拡大がチョコ購入を促進
【3】 意外なことにチョコ市場をリードするのは美容・健康意識が高い人!
【4】 今後も成長の期待ができるチョコレート市場

* 業界クリップ (全6頁)

【1】 消費者の動き        【消費指標がマイナス傾向】
【2】 売れている食品・メニュー  【カゴメのトマトジュースが好調】
【3】 東京市場          【「資さんうどん」の東京1号店】
【4】 地産地消          【ラーメンの消費支出の結果】
【5】 食品企業の経営       【米政権の関税政策への懸念拡がる】
【6】 製品開発          【カルビーが併売データで商品開発】
【7】 価格政策          【スタバが立地別価格を導入】
【8】 プロモーション       【「猫の日」商戦】
【9】 チャネル政策・チャネル動向 【ドミノ・ピザが大量閉店】
【10】 ヘッドラインクリップ    2月の動向



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調査設計

調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2025年2月17日~2月19日
調査対象者:インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,168サンプル



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