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消費者調査データ No.271
ビール系飲料(2018年6月版)
定着しつつあるクラフトビール人気、ファン層未確立のストロングビール





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 2017年のビール系飲料の課税出荷数量は前年比2.6%減で、13年連続で減少し、現行統計が始まった1992年以降の過去最低を更新。カテゴリー別でも、ビールが前年比2.9%減、発泡酒が同4.0%減、新ジャンルが同1.5%減と、2年連続で全カテゴリーで前年割れとなった。

 今回は、当社が任意に選んだ31ブランドのビール系飲料について、「知っている(認知率)」「3ヶ月以内に広告を見た(広告接触)」「3ヶ月以内に店頭でみた(店頭接触)」「買って飲んだことがある(購入経験)」「3ヶ月以内に買って飲んだ(3ヶ月以内購入)」「今後(も)買って飲みたい(利用意向)」「購入経験者ベースの今後の購入意向(再購入意向)」などの項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。

 今回の調査では、前回(2017年5月版)と同様に、全項目で「アサヒ スーパードライ(アサヒビール)」が首位を獲得した。「アサヒ スーパードライ」は、認知率で84.7%、購入経験で50.1%と圧倒的なブランド力は健在だ。3ヶ月以内飲用、今後の意向2位の「キリン 一番搾り(キリン)」に10ポイント以上の差をつけており、ユーザーのロイヤリティの指標である再購入意向でも、2位の「ヱビスビール」に5.0ポイントの差をつけている。2017年の出荷数量が29年ぶりに1億ケースを割り込んだとはいえ、市場での地位は揺るぎない。

 二番手グループとしては、こちらも前回(2017年5月版)と同様、「キリン 一番搾り」「サントリー ザ・プレミアム モルツ(サントリー)」「ヱビスビール(サッポロビール)」が複数の項目で接戦を繰り広げている。

 また、再購入意向をみると、前回(2017年5月版)は42.9%でランク外だった「よなよなエール(ヤッホーブルーイング)」が、今回は 53.1%と一気に10ポイント以上上昇、6位に食い込んだ。購入経験や3ヶ月内購入ではランク外で、まだユーザー数は少ないものの、確実にリピーターをつかんでいることがうかがえる。

 また、ここ数年RTD市場で人気の高アルコールのトレンドを背景に発売された、「サントリー 頂(いただき)(サントリー)」「キリン のどごし ストロング(キリン)」「アサヒ グランマイルド(アサヒビール)」などのストロングビールは、3ヶ月内購入で「サントリー 頂」が11位に、「キリン のどごし ストロング」が18位に入った。しかし、再購入意向では「キリン のどごし ストロング」が19位、「サントリー 頂」が21位でともに40%に届いていない。目新しさからのトライアルは獲得できたものの、堅いファン層の形成には至っていないといえる。

 今年4月のビールの定義変更を受けて、各社はフレーバービールなどの個性的な商品を発売している。今夏は例年よりやや気温が高いという予報も出されており、最大の実需期に追い風となりそうだ。しかし通年での売り上げは2~3%減が予想されており、厳しい市場環境のなかでの競争の行方が注目される。

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【提示31ブランド】
  • アサヒ スーパードライ
  • アサヒ ザ・ドリーム
  • アサヒ ドライプレミアム
  • キリン 一番搾り
  • キリン ラガービール
  • サントリー ザ・プレミアム・モルツ
  • サントリー ザ・モルツ
  • サッポロ 生ビール黒ラベル
  • サッポロ ヱビスビール
  • ヤッホーブルーイング よなよなエール
  • 木内酒造 常陸野ネストビール
  • その他地ビール
  • 海外ビール(バドワイザー、ギネスなど)
  • アサヒ スタイルフリー
  • キリン 淡麗極上〈生〉
  • キリン 淡麗グリーンラベル
  • サッポロ 極ZERO
  • アサヒ クリアアサヒ
  • アサヒ クリアアサヒプライムリッチ
  • アサヒ オフ
  • キリン のどごし〈生〉
  • キリン 本麒麟
  • キリン 濃い味
  • サントリー 金麦
  • サントリー 金麦糖質75% オフ
  • サッポロ 麦とホップ
  • サッポロ ドラフトワン
  • アサヒ グランマイルド(ビール)
  • キリン のどごしストロング
  • サントリー 頂(いただき)
  • サッポロ ラガーズハイ


【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年5月17日~21日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,032サンプル
サンプル構成(%)



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