日本ミネラルウォーター協会発表の「ミネラルウォーター類 国内生産の推移」をみると、ミネラルウォーターの生産量は2006年に前年比126%の大幅成長を遂げて以降、年5%前後のゆるやかな成長を続けていた。しかし2011年に前年比123%と再び大きく成長。その後も、ゆるやかながら成長を続けている。

2011年に大幅増加を見せた要因としては、同年3月に発生した東日本大震災後の、飲料水に対する安全意識の高まりが挙げられる。これを契機に、以後も「お茶を淹れる」「ごはんを炊く」など、飲用用途だけではない、生活用水としての利用も根付いている。
また、フレーバーウォーターやスパークリングウォーターといった嗜好品も、近年の市場成長に寄与している。
日本コカ・コーラの「い・ろ・は・す」では2011年に温州みかんエキス入りのフレーバーウォーター「い・ろ・は・す みかん」を全国展開。さらに2014年にはスパークリングウォーター「い・ろ・は・す スパークリング」を市場投入するなど、製品ラインナップを拡充している。
2016年に入っても、「アサヒ おいしい水プラス 『カルピス』の乳酸菌」(アサヒ飲料)や、「アクエリアスウォーター」(日本コカ・コーラ)など、各社フレーバーウォーターの新商品を投入しており、今後も市場拡大が続きそうだ。
ミネラルウォーターの消費者調査データを公開いたしました(ミネラルウォーター(2016年9月版) サントリー天然水とい・ろ・は・すのデッドヒート参照)。あわせてご覧下さい。
第9回 ネクスト戦略ワークショップ 講演録



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