コスモス薬品の2024年5月期の連結決算は売上高9,650億円(前年同期比16.6%増)、営業利益315億円(同4.6%増)と2期連続増収増益を達成した。売上高の60.4%を占める一般食品部門が20.4%増と大きく伸長したほか、ほぼすべての部門が2桁増収となった。地域別では、九州地区売上構成比が前年度から50%を切り、今期は46.7%。関東地区77.7%増、中部地区43.4%増と新しい商勢圏での出店増による増収が貢献した。家計に直結する生活必需品の価格など、生活コストが上昇し、消費者の節約志向がより一層高まる中、更なるローコストオペレーションを推進すると同時に、意図的に利益率を引き下げてでも消費者にとって「安くて、近くて、便利なドラッグストア」となれるよう力を注いでおり、これが消費者の支持を得た。2025年5月期は売上高1兆円超を計画。今後も、自社競合を厭わないドミナント出店を基本として、九州地区・中国地区・四国地区に引き続き出店を行うと同時に、新商勢圏である関東地区・中部地区・関西地区への出店を加速し、収益拡大を狙っている。高速出店・高成長を維持・継続するためには、店舗運営マネジメントのレベル向上が不可欠であるとして、人材教育、マニュアルの整備、コンピュータシステムの充実を対処すべき重要課題と認識し、組織改革に取り組む。
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参照コンテンツ
- 戦略ケース コスモス薬品 ―業態革新の波を起こし、東部戦線を拡大中(2013年)
- 戦略ケース 大衆薬のネット販売本格化で始まるメーカー・小売の業界再編(2013年)
- 戦略ケース 改正薬事法で変わるドラッグストアの競争軸(2008年)
- 戦略ケース どうなるドラッグストア ドラッグストア第2段階へ、規模拡大化と高付加価値化へ分化(2005年)
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