すかいらーくホールディングスの2019年12月期連結決算は、売上高3,754億円(前年比2.5%増)、営業利益206億円(同10.0%減)と、増収減益となった。2019年度も「店舗と従業員への投資」を最重要経営方針と位置づけ実行、グループ全体で86店舗の新規出店、 62店舗の業態転換、175店舗のリモデルを実施、成長ドライバーである宅配の売上が前年比7.4%増と引き続き好調に推移し、新規出店効果と相まって売上増となった。一方、減益の要因としては、人件費単価の上昇、ソフトウェアの減損、全店禁煙、消費増税、例年にない大型台風、メ ニューの客単価上昇に伴う客数減が挙げられる。2020年5月には、新型コロナウイルスにより食に関するライフスタイルが変化すると考え、外食の新たな消費動向に対応すべく今後の経営方針を発表した。1)消費者の生活リズムは昼間時間帯に移行し深夜時間帯の飲食ニーズは退歩すると考え深夜営業を原則廃止、2)レストランとしての本質を追求、3)宅配・テイクアウトに資する商品の開発、などに注力しつつ、変化に迅速かつ柔軟に対応できる新しい収益モデルの構築を目指す。
参照コンテンツ
- 戦略ケース 風雲急を告げる外食業界-元気寿司、リンガーハット 他(2014年)
- 戦略ケース 半径1.5キロ圏の食アウトソーシング企業 -ガストの宅配事業「ガスト・ルーム・サービス」(2000年)
- 戦略ケース すかいらーく&イズミ農園 ~"外食産業"と"農業法人"の有機ビジネス二人三脚(1999年)
- 戦略ケース すかいらーく 多様化迫られる外食ビジネス、背景と戦略(1983年)
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

消費者調査データ キャッシュレス決済 「PayPay」独走、すでに国内のデファクトスタンダードか?
拡大が続くキャッシュレス決済。調査結果から見えてくるのは「PayPay」の独走だ。デファクトスタンダードに近づく「PayPay」の実力は?

成長市場を探せ V字回復で3年連続過去最高更新の宿泊業
宿泊業の売上高が、3年連続で過去最高を更新し続けている。成長のけん引役は、円安で割安感が増したことから増加したインバウンドだ。同じく円安で海外から国内旅行に切り替えた国内の旅行客も売上拡大を後押し、高騰する宿泊費がさらに成長を後押しする。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター ドラム式洗濯乾燥機はもう当たり前? 所有率25%、20代にも広がる理由
ドラム式洗濯乾燥機をはじめとする高機能家電市場が拡大している。本調査では、どのような人が購入しているのか、その属性と背景を分析した。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)