ユニリーバの2017年12月期の連結決算は、売上高537億ユーロ(約7兆1,978億円、前年同期比1.9%増)、営業利益88億ユーロ(約1兆1,868億円、同13.5%増)と増収増益となった。全てのセグメントが増益と好調で、とくに新興国でのパーソナルケア商品の販売が業績を牽引した。パーソナルケア事業では、ダヴやAXEなどのコアブランドに加え、新市場への展開をするためにダーマロジカ、ミュラドなどを買収してプレステージビジネスの拡充を図った。食品事業では、調味料やドレッシングおよびホテル、レストラン、ケータリング向けの業務用製品が好調であった。ホームケア事業では、住宅用洗剤の事業規模を拡大させた。今後は、2010年に導入した、成長とサステナビリティを実現するための戦略的なビジネスプラン「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」をさらに推進し、イノベーションサイクルを短縮化、デジタル機能を強化、グローバルゼロベース予算プログラムを展開するなど、企業革新を図っていく。同時に、市場規模の増大に伴い、着実な営業利益率の改善と強力なキャッシュ・フローを目指す。
参照コンテンツ
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 自己表現ツールとしてのフレグランス 浸透をAIも後押し?!
フレグランス市場の成長が止まらない。拡大のきっかけは、コロナ下での癒し需要だったが、今や自己表現としての側面が強いとみられている。特に若年層は、「推しのイメージや推しの好みの香り」や「自分だけの香り」を求め、様々な商品を試しているという。

消費者調査データ 「ビオレUV」独走、全項目で首位。「アネッサ」「ニベアUV」に差をつける
日焼け止めブランドの調査結果を見ると、「ビオレUV」が三ヶ月内購入や購入意向などで2位以下の倍以上のスコアでトップを独走。「ニベアUV」や「キュレルUV」などその他の花王のブランドも上位に食い込んだ。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 冷凍野菜は「手抜き」じゃない 食意識の高い人ほど選ぶ、新しい食卓の定番
拡大を続ける冷凍食品市場。冷凍野菜はどのような層が牽引しているのかを探ってみると、既婚子育て層や管理職で購入率が特に高く、全体を大きく上回ってた。購入頻度の増加率をみると、階層意識が中の上以上で突出して高く、経済的に余裕のある層が積極的に取り入れている様子がうかがえる。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)