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山崎製パン 国産小麦100%使用パンを拡充
食パンから菓子パンへ
 山崎製パン株式会社(以下、山崎製パン)は、2008年7月1日より、従来から食パンで展開していた国産小麦100%を使用した製品を、菓子パンへ広げ全国発売を開始した。「国産小麦パンシリーズ」と銘打たれ、同社ホームページによれば14アイテムがラインナップされている。食パン(200円)やテーブルロール(150円)に加え、つぶあんぱんやジャムパン、クリームパン(各120円)といったオーソドックスなものになっている。
 原材料では、小麦だけでなく、例えば、あんぱんでは北海道産の小豆を使用、ジャムパンでは国産いちご、クリームパンには北海道産牛乳入りクリームを各々使用するなど、国産にこだわったラインになっている。価格的にもレギュラー商品との差を抑え、量販店ではシリーズのコーナー展開を行う。
 国産小麦は、外国産小麦と比べると、グルテンと呼ばれるたんぱく質の含有量が少なく、うどんの原料には広く使われているが、製パンには向かないとされていた。しかし、山崎製パンでは研究・開発を重ね、風味やソフト感に優れた製造技術を確立し、高品質な国産小麦100%の食パンの開発に成功した。2004年9月に「国産小麦食パン」を全国発売している。今回のシリーズ展開では、新技術が導入され、しっとり感を向上させるなど改善も図られている。
 また、こうした取り組みが国内農産物の振興と日本の食料自給率の向上に貢献しているということで、2005年に農林水産大臣から感謝状が授与されている。国産小麦食パンは2006年度の「日本食品化学工学会技術賞」も受賞している。

(2008.08)
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