半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2021年08月31日

消費者調査データ No.347
ミネラルウォーター類(2021年8月版)
「サントリー天然水」「い・ろ・は・す」が固める上位、PBがうかがう



グラフの閲覧・詳細データのダウンロードには有料の会員登録が必要です。
登録済みの方はこちらからログインしてご利用ください。

 2020年のミネラルウォーター類の国内生産量は、前年比105.6%であった。20年ぶりの前年割れとなった2019年からは回復したものの、販売金額は同95.5%と前年割れしている(全国清涼飲料連合会)。

 今回は、当社が任意に選んだミネラルウォーター類30ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って飲んだことがある(経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事を見たことがある(広告接触)」「店頭などで見たことがある(店頭接触)」、「3ヶ月以内に買って飲んだ(3ヶ月以内購入)」、さらに「今後(も)買って飲みたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。

 今回のランキングでは、サントリーの「サントリー天然水」が、再購入意向を除く6項目で首位、再購入意向でも1.2ポイント差の2位となるなど、前回(2020年8月版)に引き続き、高いブランド力をみせた。なかでも、3ヶ月以内購入では8.9ポイント、今後の購入意向では13.5ポイントと大きな差をつけた。2位には、同じく再購入意向以外の6項目で「い・ろ・は・す 天然水(日本コカ・コーラ)」がつけた。この2ブランドが上位を固める一方、3位以下は項目ごとに順位が入れ替わる構図は、前回(2020年8月版)と同様だ。3位以下には「アサヒ おいしい水 天然水(アサヒ飲料)」や「エビアン」、「い・ろ・は・す フレーバーウォーター(日本コカ・コーラ)」などが入っている。

 再購入意向を見ると、前回(2020年8月版)10位以内にランクインしたPBはひとつだけ(「ファミマの天然水(ファミリーマート)」が9位)だったが、今回は「トップバリュ ベストプライス 天然水(イオン)」、「ローソンセレクト天然水(ローソン)」、「ファミマの天然水」、「セブンプレミアム天然水(セブン&アイ)」の4ブランドが入った。

 PBのミネラルウォーター類は、再購入意向以外の項目でも健闘している。認知では「ファミマの天然水」のみだが、店頭接触と3ヶ月以内購入では4ブランド、今後の購入意向でも3ブランドが20位内に入っている。店頭接触をきっかけに購入され、ファン層が形成されていることがわかる。

 ミネラルウォーター類の安定供給には、水源地の環境保護が不可欠だ。そのためメーカー各社にとって環境保護の取り組みを担うブランドであることが多く、ラベルレスやリサイクルペットなどの取り組みを進めている。また、豪雨などの自然災害に備えたストックとしての役割もより注目されるようになっており、長期的にみればまだ成長の余地は大きいとみられている。"生活に不可欠"だが、差別化の難しいミネラルウォーター類で、環境保護の取り組みによってブランド価値を高める試みが注目される。


注目ランキング
  • 3ヶ月内購入
    1. サントリー天然水(サントリー)       25.4%
    2. い・ろ・は・す 天然水(日本コカ・コーラ)  16.5%
  • 1. 2. 3.
  • 再購入意向
    1. トップバリュ ベストプライス 天然水(イオン)  73.1%
    2. サントリー天然水(サントリー)         71.9%
    3. サントリー天然水 フレーバーウォーター      62.0%

ログインしてグラフを見る

グラフの閲覧・詳細データのダウンロードには有料の会員登録が必要です。



詳細データのダウンロード

クロス集計表 サンプルイメージ
消費者調査データ クロス集計表 サンプルイメージ

調査概要

提示30ブランド

  • サントリー天然水(サントリー)
  • アサヒ おいしい水 天然水(アサヒ飲料)
  • キリン アルカリイオンの水(キリンビバレッジ)
  • キリン 晴れと水(キリンビバレッジ)
  • 富士山麓のおいしい天然水(ポッカサッポロ フード&ビバレッジ)
  • い・ろ・は・す 天然水(日本コカ・コーラ)
  • ミウ(ダイドードリンコ)
  • フロムアクア(JR東日本)
  • 天然アルカリ温泉水財宝(財宝)
  • 日田天領水
  • ブルボン イオン水(ブルボン)
  • 富士ミネラルウォーター
  • ゲロルシュタイナー
  • エビアン
  • コントレックス
  • ペリエ
  • クリスタルガイザー
  • サンペレグリノ
  • フィジーウォーター
  • アクアパンナ
  • セブンプレミアム天然水(セブン&アイ)
  • ファミマの天然水(ファミリーマート)
  • ローソンセレクト天然水(ローソン)
  • トップバリュ ベストプライス 天然水(イオン)
  • みなさまのお墨付き 天然水(西友)
  • サントリー天然水 フレーバーウォーター(サントリー)
  • い・ろ・は・す フレーバーウォーター(日本コカ・コーラ)
  • キリン 晴れと水 手摘みレモン(キリン)
  • ミウ フレーバーウォーター(ダイドードリンコ)
  • フロムアクア フレーバーウォーター(JR東日本)


調査設計

調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2021年7月9日(金)~7月14日(水)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,020サンプル
サンプル構成(%)




参照コンテンツ


おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツプレミアム会員サービス戦略ケースの教科書Online


新着記事

2026.03.12

26年1月は「有効求人倍率」、「完全失業率」とも悪化

2026.03.11

業界分析 EV失速から始まる自動車産業の脱成熟戦略 - 世界の食、自然、道を楽しむ移動拡張産業へ

2026.03.10

26年2月の「乗用車販売台数」は8ヶ月連続のマイナス

2026.03.09

企業活動分析 スズキの25年3月期は、販売台数増加や価格改定、為替影響などで増収増益に

2026.03.06

消費者調査データ スナック菓子(2026年3月版) 「カルビーポテトチップス」首位揺るがず、PBは高再購入意向保つ

2026.03.05

MNEXT 現代日本の保守意識の潮流を読む

2026.03.05

26年1月の「新設住宅着工戸数」は3ヶ月連続のマイナスに

2026.03.04

月例消費レポート 2026年2月号 消費回復の動きは一旦小休止 - 収入と支出での両面支援が消費再成長に不可欠

2026.03.03

企業活動分析 トヨタの25年3月期は、全地域で増収、減益ながら高水準の利益を確保

2026.03.02

業界分析 脅かされるトイレタリー市場の勝者と新しい成功条件

2026.02.27

26年1月の「ファミリーレストラン売上高」は47ヶ月連続プラス

週間アクセスランキング

1位 2026.03.02

業界分析 脅かされるトイレタリー市場の勝者と新しい成功条件

2位 2024.06.21

消費者調査データ ビール系飲料(2024年6月版) 首位「スーパードライ」、キリンの新ビール「晴れ風」にも注目

3位 2026.03.05

MNEXT 現代日本の保守意識の潮流を読む

4位 2026.03.11

業界分析 EV失速から始まる自動車産業の脱成熟戦略 - 世界の食、自然、道を楽しむ移動拡張産業へ

5位 2019.04.16

MNEXT 眼のつけどころ 次の時代のマーケティング戦略を考える (1)GAFA、増税、キャッシュレスなどへの対応

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area