
ケーキ、カステラ、ドーナッツなどを含む洋生菓子の2024年の小売金額は、4,332億円で、前年比102.0%となった(全日本菓子協会「菓子データ」)。

増減を繰り返してきた洋生菓子市場は、コロナ禍の外出自粛や百貨店の休業、インバウンド需要の喪失などで大きく落ち込んだが、2年で回復基調を取り戻し、2024年にはコロナ前の19年の水準を上回った。
しかし、足元ではカヌレやボンボローネなどの注目商品はあるものの、市場をリードするまでには至っていない。さらに相次ぐ原材料の値上げなどで、洋生菓子市場も価格改定が相次いでおり、消費者の節約志向から数量は2年連続の微減となった。その中でも、母の日などの行事需要は好調だ。今年のクリスマスも出足は堅調と伝えられており、洋生菓子にとって最大の需要期を控え、「特別な日の手の届くプチ贅沢」ニーズに業界の期待が集まっている。
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