コロワイドの2025年3月期の連結決算は、売上収益2,692億円(前期比11.6%増)、事業利益93億円(同6.8%増)と2期連続の増収増益となった。主力のレインズインターナショナル(「牛角」「温野菜」などを展開)は売上収益867億円(同10.7%減)、事業利益60億円(同9.3%減)、カッパ・クリエイト(「かっぱ寿司」などを展開)は売上収益724億円(同1.2%増)、事業利益15億円(同18.7%減)と苦戦したものの、2020年に買収した大戸屋は売上収益313億円(同12.5%増)、事業利益13億円(同1.8%増)と貢献した。また、デザート事業を手掛ける㈱N Baton Company(2024年10月1日に(株)日本銘菓総本舗から社名変更)や給食事業を手掛ける連結子会社5社が売上高に大きく貢献し、その他事業売上高は386億円(同560.8%増)と大きく成長した。地域別売上収益では、北米は横ばいとなったが、日本は2,364億円(同12.8%増)と大幅な増益、中東エリアに積極出店するなどアジアは153億円(同5.8%増)となった。中期経営計画「COLOWIDE Vision 2030」では、2030年3月期に連結売上収益5,000億円と大幅な成長を目指している。注目すべきは、海外外食事業(売上構成比12%→30%)、給食事業(同5%→20%)と主力事業以外を大幅に成長させる計画であることだ。給食事業は、(株)ニフス中心の組織再編し、外食事業ノウハウのシナジーでフードサービスカンパニーとしての優位性を活かした展開を目論む。
企業活動分析/戦略分析シートのご利用には有料の会員登録が必要です。
本コンテンツでは、企業の戦略や活動を当社独自のフレームに沿って時系列で整理しています。
各企業の決算情報やニュースリリースをチェックする手間をかけることなく、戦略や事業環境を素早く把握できます。競合比較や業界分析などに幅広くご活用ください。
現在、企業活動分析/戦略分析シートのサンプルを無料公開しています。無料会員への登録でダウンロードできますので、ぜひお試しください。
企業活動分析レポートのダウンロード
- バックナンバー

企業活動分析に関する基調論文
参照コンテンツ
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 多様化進み4年連続過去最高の茶飲料(2026年)
4年連続で過去最高を更新した茶飲料。健康志向の高まりで、ノンカフェインの麦茶やルイボスティーなどが伸びる一方、緑茶は抹茶人気による茶葉高騰で危機が忍び寄る。

成長市場を探せ 話題性が需要を加速する炭酸飲料市場(2026年)
炭酸飲料が伸びている。5年連続プラスで、過去最高も4年連続の更新だ。メガトレンドの健康志向に沿う新商品も好調だが、それと逆の「背徳感」を売りにした「ギルティ炭酸 NOPE」も記録的な初動に。話題性が市場全体を底上げしている。

成長市場を探せ 「習慣化」で拡大続けるメンズスキンケア
メンズスキンケア市場の好調が続いている。男性も「肌」を意識する機会が増え、スキンケアの習慣化が始まっているとみられる。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)