半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2020年02月27日

戦略200+・企業活動分析
アスクル株式会社
19年5月期決算は計画未達も増収確保、来期は大幅増益見込む
2019年5月期決算の総括

アスクルの2019年5月期の連結決算は、売上高3,875億円(前期比7.5%増)、営業利益45億円(同7.8%増)と、計画未達ながら増収増益を確保した。当期純利益は固定資産の減損損失31億円を計上したことにより4億円(同90.7%減)。主力分野であるeコマース事業のBtoB事業は前期比4.4%の増収と順調に推移し、BtoCj事業は「LOHACO」の火災からの回復と前年度子会社化した(株)チャームの連結効果により、同28.7%の増収となった。差引売上総利益は、売上総利益率が前期から引き続き堅調に推移したことで増益となった。大手配送会社の段階的値上げによる配送運賃の大幅増加があったものの、「LOHACO」の基本配送料が無料となる注文金額の改定や、配送原価低減策としてKAIZEN活動に取り組んだこと等で増加コストを吸収、売上高販管費比率が低下した。固定資産の減損は「ASKUL Value Center 日高」によるもので、「ALP首都圏」の火災後に開設した物流センターとして物流生産性の復元に大きく寄与したが、宅配クライシスに起因する運送運賃値上げ等により減損損失を計上した。19年8月にはヤフーとの対立で岩田社長が解任、吉岡氏が内部昇格で社長に就任する交代劇があった。20年5月期の見通しは、LOHACOは選択と集中で着実に収益を改善、BtoB事業はeコマース戦略によるお客様数拡大とロングテール商品拡大で安定的な増収増益を予定しており、全体では大幅増益を見込んでいる。今後は、データやテクノロジーを活用した商品開発やロングテール商品の拡大、WEBサイトの進化等によるさらなる成長と収益力の向上に取り組んでいく。

企業活動分析レポートのダウンロードには有料の会員登録が必要です。
レポートでは企業の戦略や活動を当社独自のフレームに沿って時系列で整理しています。競合比較や業界分析などに幅広くご活用いただけます。

分析レポートのサンプルを見る

分析レポートのダウンロード


バックナンバー
戦略200+・企業活動分析 レポートイメージ
戦略200+・企業活動分析 レポートイメージ

企業活動分析 サンプルのご案内

当コンテンツの全体像をより具体的にイメージしていただけるように、掲載中の239社の中から1社を抜粋してサンプルとしてご用意いたしました。下記よりご利用下さい。


企業活動分析に関する基調論文


参照コンテンツ


競合他社の業績と比較分析する


おすすめ新着記事

都心主要ラグジュアリーホテルのリバイバル戦略と行動直結プロモーション
都心主要ラグジュアリーホテルのリバイバル戦略と行動直結プロモーション

シティホテルの9月の客室稼働率は34.5%(前年同月差-44.8%)と、コロナ前と比べると危機的だ。固定費を圧縮し、助成金などの借り入れで延命するしかない。日本のような支援のないニューヨークでは、ホテルの20%が閉業し、2025年までの回復は難しいと言われている。まさに、業界は「産業衰退死」の段階を迎えている。

錦糸町 千葉県民が支える大人の桃源郷は、いま大注目の消費王国
錦糸町 千葉県民が支える大人の桃源郷は、いま大注目の消費王国

錦糸町といえば、都内屈指の歓楽街。場外馬券場や風俗店などディープなイメージのこの街が、いま若者の人気を集めている。理由のひとつが、JR総武線によるアクセスの良さ。千葉県民の東京デビューの"関所"としても知られ、コロナ禍もあいまって千葉の若者で溢れかえっているのだ。再開発も進み、人口増加中の錦糸町は、エリアマーケティングを行う上でも重要なエリアとなっている。

本当?日本人の魚離れ 8割以上が「魚を食べたい」
本当?日本人の魚離れ 8割以上が「魚を食べたい」

水産庁の「水産白書」によると、国民1人当たりの魚介類消費量は2001年をピークに減少している。魚離れともいわれる昨今、魚が実際にどのように食べられているのか調査を行った。全体として魚を食べる頻度はやや減ってはいるものの、今後の魚食意向については8割の人が「食べたい」と答えいることからも、潜在的支持基盤は大きいと考えられる。本調査ではこのほか、年代や食意識、魚食意向といった属性別に調理頻度や食べる理由、食べない理由などを深堀りしていく。



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online


採用情報
J-marketingのトリセツ
会員登録のご案内
消費社会白書2021
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
facebook
page top

当サイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。一部の例外を除き、著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2021 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.