加ト吉の2008年3月期の連結決算は、売上高が2,154億円(前年比38.2%減)、経常利益は55億円(同49.7%減)となった*1。原材料価格の高騰、食の安心・安全に対するコスト増大、中国産商品に対する根強い不信感など厳しい事業環境が影響した。冷凍食品部門ではコロッケと海外品の不振、冷凍水産品部門では中国産商品の不振および取扱の縮小など、食品事業の売上高は大幅に減少、前第3四半期比38%減の1,456億円となった。サービス事業も売上高、営業利益ともに減少。なお、同社は2008年3月より日本たばこ産業株式会社(JT)の子会社となった。目標達成の鍵は、2007年の不正取引事件以降の経営改革の成否、JTとの事業統合による収益性向上、品質管理体制強化による消費者の信頼回復にある。
*1:2008年3月期決算の業績はすべて、同年2月時点での見通し
企業活動分析/戦略分析シートのご利用には有料の会員登録が必要です。
本コンテンツでは、企業の戦略や活動を当社独自のフレームに沿って時系列で整理しています。
各企業の決算情報やニュースリリースをチェックする手間をかけることなく、戦略や事業環境を素早く把握できます。競合比較や業界分析などに幅広くご活用ください。
現在、企業活動分析/戦略分析シートのサンプルを無料公開しています。無料会員への登録でダウンロードできますので、ぜひお試しください。
企業活動分析レポートのダウンロード
- バックナンバー

企業活動分析に関する基調論文
参照コンテンツ
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 自己表現ツールとしてのフレグランス 浸透をAIも後押し?!
フレグランス市場の成長が止まらない。拡大のきっかけは、コロナ下での癒し需要だったが、今や自己表現としての側面が強いとみられている。特に若年層は、「推しのイメージや推しの好みの香り」や「自分だけの香り」を求め、様々な商品を試しているという。

消費者調査データ 「ビオレUV」独走、全項目で首位。「アネッサ」「ニベアUV」に差をつける
日焼け止めブランドの調査結果を見ると、「ビオレUV」が三ヶ月内購入や購入意向などで2位以下の倍以上のスコアでトップを独走。「ニベアUV」や「キュレルUV」などその他の花王のブランドも上位に食い込んだ。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 冷凍野菜は「手抜き」じゃない 食意識の高い人ほど選ぶ、新しい食卓の定番
拡大を続ける冷凍食品市場。冷凍野菜はどのような層が牽引しているのかを探ってみると、既婚子育て層や管理職で購入率が特に高く、全体を大きく上回ってた。購入頻度の増加率をみると、階層意識が中の上以上で突出して高く、経済的に余裕のある層が積極的に取り入れている様子がうかがえる。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)