わらべや日洋ホールディングスの2019年2月期連結決算は、売上高2,157億円(前年比1.6%減)、営業利益15億円(同59.1%減)、経常利益18億円(同56.1%減)と、減収減益となった。売上面では、主力事業である食品関連事業はPrime Deli Corporationを連結の範囲に含めることで1,759億円と拡大したものの、水産加工品の取扱高が減少したことなどで減収となった。利益面では、国内事業において人件費、物流コスト、エネルギー価格の上昇等が影響し、大幅な減益となった。しかし、主要顧客のセブン-イレブンが、価値ある商品の提案、品質の向上を追求する等、今後の売上拡大につながる取組を継続していることで、わらべや日洋グループ全体の売り上げも増加が見込まれる。また、人件費の上昇が予想される中、生産効率の向上や商品価格の見直しなどにより、利益率の改善も見込まれる。加えて海外展開を強化し、国内事業で培った商品開発力、生産技術および品質・衛生管理力を生かし、グローバルに展開していく。
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事
![消費者調査データ 炭酸飲料(2024年7月版) 首位「コカ・コーラ」、迫る「三ツ矢サイダー」、高い再購入意向の無糖炭酸水](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/mranking411ecs.jpg)
消費者調査データ 炭酸飲料(2024年7月版) 首位「コカ・コーラ」、迫る「三ツ矢サイダー」、高い再購入意向の無糖炭酸水
2023年は3年連続プラスとなった炭酸飲料。調査結果を見ると、今回も「コカ・コーラ」が複数項目で首位を獲得したが、2位の「三ツ矢サイダー」の猛追が光る。再購入意向は、無糖炭酸が上位に食い込んだ。
![消費者調査データ スポーツドリンク・熱中症対策飲料(2024年7月版) 首位「ポカリスエット」、追い上げる「アクエリアス」](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/mranking410ecs.jpg)
消費者調査データ スポーツドリンク・熱中症対策飲料(2024年7月版) 首位「ポカリスエット」、追い上げる「アクエリアス」
人流の回復や猛暑などを背景に伸びる熱中症対策飲料・スポーツドリンクの調査結果をみると、ロングセラー「ポカリスエット」が再購入意向を除く5項目で首位を獲得した。5ポイント程度の差で追うのは「アクエリアス」。さらに10ポイント前後のビハインドで「GREEN DA・KA・RA」が続く。
![成長市場を探せ 初の6,000億円超え、猛暑に伸びるアイスクリーム](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/seicho070s.jpg)
成長市場を探せ 初の6,000億円超え、猛暑に伸びるアイスクリーム
2023年度、空前の暑さを追い風に、アイスクリーム市場は初の6,000億円超えを達成、4年連続で過去最高を更新した。2023年の夏日日数は140日、実に1年の4割近くの日が「アイスクリームを食べたくなる」気温である25度を超えたことになる。
![J-marketingをもっと活用するために](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-0.gif)
![無料で読める豊富なコンテンツ](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-1.png)
![プレミアム会員サービス](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-2.png)
![戦略ケースの教科書Online](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-3.png)