
2022年の栄養ドリンク炭酸飲料の販売金額は前年比108.0%で、21年は前年割れとなったが、2022年は再びプラスとなった(全国清涼飲料連合会)。
今回は、当社が任意に選んだエナジードリンク24ブランド(一部リラクゼーションドリンクを含む)について、「知っている(認知)」「3ヶ月以内に店頭などで見た(店頭接触)」「買って飲んだことがある(購入経験)」「最近3ヶ月以内に買って飲んだ(3ヶ月以内購入)」、さらに「今後(も)飲みたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という6項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。
今回の調査でも、前回(2023年5月版)同様、今回も「モンスターエナジー(アサヒ飲料)」が複数の項目で首位を獲得した。「モンスターエナジー」は、認知、店頭接触、3ヶ月内購入、今後の購入意向で首位となった。購入経験では1.1ポイント差で首位を譲ったものの、3ヶ月内購入では2位に6.7ポイント差、再購入意向も、順位は4位だが、意向率はほぼ7割と高い。今もっとも勢いのあるブランドといえよう。
2位争いを繰り広げるのは、「リアルゴールド(日本コカ・コーラ)」、「アサヒドデカミン(アサヒ飲料)」、「レッドブル・エナジードリンク(レッドブル・ジャパン)」の3ブランドだ。なかでも「リアルゴールド」は、購入経験で首位、認知や店頭接触、3ヶ月内購入、今後の購入意向で2位と「モンスターエナジー」を追撃するが、「サヒドデカミン」、「レッドブル・エナジードリンク」も小差で「リアルゴールド」に迫り、三つ巴の様相を呈している。
再購入意向をみると、7割のラインに4ブランドがひしめいている。うちふたつは、西友とイオンのPBだ。しかし上位3ブランドは母数がどれも25以下で、コアなファンがいるとはいえ、ボリュームは小さい。「モンスターエナジー」は購入経験が15%を超えるブランドのなかでは最も再購入率が高い。
エナジードリンク市場は、コロナ禍で前年割れはあったものの、アップトレンドが続いている。行動制限も解除され、イベントの復活や人流の増加など、飲用シーンも戻り、さらなる拡大が期待されている。また、大手ブランドの強い市場で、カフェインフリー、シュガーフリーなど独自色を打ち出したブランドも投入されており、今後もいっそうの競争激化が予想される。
- 注目ランキング
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- 3ヶ月内購入
- モンスターエナジー(アサヒ飲料) 14.9%
- リアルゴールド(日本コカ・コーラ) 8.2%
- アサヒドデカミン(アサヒ飲料) 7.1%
- レッドブル・エナジードリンク(レッドブル・ジャパン) 6.6%
- 再購入意向
- みなさまのお墨付き エナジードリンク(西友) 71.4%
- キリンメッツアルギニンV パワフルエナジー(キリン) 70.8%
- エナジーハンター(イオン) 70.0%
- モンスターエナジー(アサヒ飲料) 69.7%
- 3ヶ月内購入
詳細データのダウンロード
クロス集計表 サンプルイメージ
調査概要
提示24ブランド
- モンスターエナジー(アサヒ飲料)
- モンスター ウルトラ(アサヒ飲料)
- モンスター パイプラインパンチ(アサヒ飲料)
- モンスター カオス(アサヒ飲料)
- モンスターエナジー ゼロシュガー(アサヒ飲料)
- モンスター スーパーコーラ(アサヒ飲料)
- アサヒドデカミン(アサヒ飲料)
- ZONe エナジードリンク(サントリー)
- リアルゴールド(日本コカ・コーラ)
- レッドブル・エナジードリンク(レッドブル・ジャパン)
- レッドブル・シュガーフリー(レッドブル・ジャパン)
- レッドブル パープルエディション(レッドブル・ジャパン)
- レッドブル イエローエディション(レッドブル・ジャパン)
- RAIZIN(ライジン)(大正製薬)
- タフマンリフレッシュ(ヤクルト本社)
- がぶ飲み フリーダムエナジー(ポッカサッポロ)
- キリンメッツアルギニンV パワフルエナジー(キリン)
- ライフガード(チェリオ)
- ブラックアウトDDT(ドン・キホーテ)
- matsukiyoEXSTRONG エナジードリンク(マツモトキヨシ)
- みなさまのお墨付き エナジードリンク(西友)
- エナジーハンター(イオン)
- チルアウト リラクリゼーションドリンク(エンディアン)
- Chilling(チリン)(サントリー)
調査設計
調査手法:インターネットリサーチ調査期間:2024年4月3日(水)~4月5日(金)
調査対象者:当社インターネットモニター木 20歳~69歳
全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,019サンプル
サンプル構成(%)


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