半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net


消費者調査データ No.293
エナジードリンク(2019年5月版)
リアルゴールド、レッドブル、モンスターエナジー。3強上位独占



本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
ご利用には有料の会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから全文をご利用ください。
会員のご登録はこちらをご覧ください..

本コンテンツの最新版(2020年5月更新)はこちら!



 エナジードリンクの市場は、2桁の伸びの後に、2016年は対前年比5%増、2017年は同じく8%増とやや落ち着いたものの、依然として成長を続けている(出所:サントリーインターナショナル)。

 今回は、当社が任意に選んだエナジードリンク29ブランドについて、「知っている(認知率)」「3ヶ月以内に広告やプロモーション、イベント(広告接触)」「3ヶ月以内に店頭でみた(店頭接触)」「買って飲んだことがある(購入経験)」「3ヶ月以内に買って飲んだ(3ヶ月以内購入)」「今後(も)買って飲みたい(購入意向)」「購入経験者ベースの今後の購入意向(再購入意向)」などの項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。

 今回の調査でも、前回(2018年5月版)と同様、「リアルゴールド(日本コカ・コーラ)」「レッドブル・エナジードリンク(レッドブル・ジャパン)以下レッドブル」「モンスターエナジー(アサヒ飲料)」の3ブランドが複数の項目で上位3位を独占した。「リアルゴールド」は、認知、店頭接触、購入経験、3ヶ月内購入、今後の購入意向で首位となった。「レッドブル」は広告接触で首位を獲得した。

 また、ユーザー層のボリュームの指標として、3ヶ月内購入をみると、上位3位内ででも5%内外にとどまっており、ユーザー層は限られている。これは前回や前々回とほぼ同様である。一方ユーザーのロイヤリティの指標である再購入意向は

             2017年5月 2018年5月 2019年5月(%)

  • モンスターエナジー  59.6    62.5    50.8
  • レッドブル      51.7    54.5    45.7
  • リアルゴールド     -     50.3    42.9

と前回に比べて低下した。ブームは落ち着き固定ユーザーが残ったとみるべきだろう。

 ボリュームはさほど大きくないものの、成長が続くエナジードリンク市場には、新規参入も相次ぐ。昨年夏にはサントリーが「サントリー 南アルプス PEAKER(ピーカー) ビターエナジー」を、今年4月にはアサヒ飲料「モンスター パイプラインパンチ」を、日本コカ・コーラが「リアルゴールド ウルトラチャージ レモン」を発売した。今後とも激しい生き残り競争が予想される市場から目が離せない。

本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となります。
【グラフ・詳細データのご利用はこちら】(有料会員向け)

※会員のご登録はこちらをご覧ください。




【提示29ブランド】
  • モンスターエナジー(アサヒ飲料)
  • モンスターエナジー ドクター(アサヒ飲料)
  • モンスターエナジー カオス(アサヒ飲料)
  • モンスターエナジー アブソリュートゼロ(アサヒ飲料)
  • アサヒドデカミン(アサヒ飲料)
  • サントリー 南アルプス PEAKER ビターエナジー
  • リアルゴールド(日本コカ・コーラ)
  • レッドブル・エナジードリンク(レッドブル・ジャパン)
  • レッドブル・シュガーフリー(レッドブル・ジャパン)
  • オーガニクス by レッドブル(レッドブル・ジャパン)
  • RAIZIN(ライジン)(大正製薬)
  • XSエナジードリンク(日本アムウェイ)
  • シャークエナジードリンク
  • コーワパワードコーヒー(興和)
  • バッテリーエナジードリンク
  • キリンメッツアルギニンV パワフルエナジー(キリン)
  • ビーエナジードリンク(山田養蜂場)
  • ファイテンエナジードライ(ファイテン)
  • KiiVA(キーバ)エナジードリンク(キーバ)
  • エナジージム(ダイドードリンコ)
  • ミラクルエナジーV(サンガリア)
  • ライフガード・インフィニティ(チェリオ)
  • メガシャキ ENERGYSHOCK(ハウス)
  • スーパーマンエナジードリンク
  • ブラックアウト(ドン・キホーテ)
  • みなさまのお墨付きエナジードリンク(西友)
  • matsukiyoEXSTRONG エナジードリンク(マツモトキヨシ)
  • VLエクストラチャージ エナジーブラック(ローソン)
  • ナチュラルエナジードリンク FIREFLY(ローソン)


【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年4月10日(水)~4月15日(月)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,031サンプル
サンプル構成(%)




参照コンテンツ


おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツプレミアム会員サービス戦略ケースの教科書Online


新着記事

2025.02.06

25年1月の「乗用車販売台数」は3ヶ月ぶりのプラス

2025.02.05

提言論文 新しい群れ集団が生む市場ダイナミズム

2025.02.04

24年12月の「新設住宅着工戸数」は8ヶ月連続のマイナス

  

2025.02.03

企業活動分析 本田技研工業 24年3月期は、販売台数増加により増収増益、営業利益は過去最高に

2025.02.03

企業活動分析 日産自動車株式会社 24年3月期は、販売台数増加に加えコスト管理により増収増益

  

2025.01.31

消費からみた景気指標 24年11月は7項目が改善

2025.01.30

24年12月の「ファーストフード売上高」は46ヶ月連続のプラスに

2025.01.30

24年12月の「ファミリーレストラン売上高」は34ヶ月連続プラス

2025.01.29

24年12月の「全国百貨店売上高」は2ヶ月連続のプラスに

2025.01.29

24年12月の「チェーンストア売上高」は既存店で2ヶ月連続のプラスに

2025.01.29

24年12月の「コンビニエンスストア売上高」は13ヶ月ぶりのマイナスに

2025.01.29

24年11月の「商業動態統計調査」は8ヶ月連続のプラス

2025.01.28

24年12月の「景気の先行き判断」は4ヶ月連続の50ポイント割れに

2025.01.28

24年12月の「景気の現状判断」は10ヶ月連続で50ポイント割れに

2025.01.27

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター No.168 管理職は筋トレ率2倍! 20〜30代の美容・健康意識がプロテイン市場をけん引

2025.01.27

企業活動分析 サンドラッグの24年3月期はインバウンド・化粧品需要回復で2期連続の増収増益

2025.01.24

成長市場を探せ コロナも値上げも乗り越えて成長するドラッグストア(2025年)

2025.01.23

24年11月の「広告売上高」は、7ヶ月連続のプラス

2025.01.23

24年11月の「旅行業者取扱高」は19年比で80%に

2025.01.22

24年11月の「家計収入」は2ヶ月連続のプラスに

週間アクセスランキング

1位 2025.01.27

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター No.168 管理職は筋トレ率2倍! 20〜30代の美容・健康意識がプロテイン市場をけん引

2位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

3位 2025.01.27

企業活動分析 サンドラッグの24年3月期はインバウンド・化粧品需要回復で2期連続の増収増益

4位 2025.01.24

成長市場を探せ コロナも値上げも乗り越えて成長するドラッグストア(2025年)

5位 2013.03.22

MNEXT ビックカメラによるコジマの買収はメーカーを巻き込んだ衰退業界再編の始まり

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area