
2024年のヨーグルトの生産量は前年比2.4%増の126.5万klで、4年ぶりのプラスとなった(一般社団法人 全国発酵乳乳酸菌飲料協会)。
今回は、当社が任意に選んだヨーグルト24ブランドについて、「知っている(認知)」、「3ヶ月以内に店頭などで見た(店頭接触)」、「3ヶ月以内に広告やSNSなどで口コミを見た(広告接触)」、「買って食べたことがある(購入経験)」、「最近3ヶ月以内に買って食べた(3ヶ月内購入)」、さらに「今後(も)食べたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。
調査結果を見ると、「明治ブルガリアヨーグルトLB81 プレーン(以下ブルガリアヨーグルト)(明治)」が複数項目で首位を獲得した。「ブルガリアヨーグルト」は、認知で2.1ポイント差の2位となったが、それ以外の全項目で首位だ。購入経験では2位に7.4ポイント、3ヶ月内購入でも7.0ポイント、今後意向で8.5ポイント差をつけており、リーディングブランドらしい強さをみせた。
2位グループは激戦だ。「森永アロエヨーグルト(森永乳業)」、「ビヒダスヨーグルト(森永乳業)、「ナチュレ恵(雪印メグミルク)」、「明治プロビオヨーグルト R-1(明治)」など、大手乳業メーカーの主力商品が項目ごとに僅差で順位を入れ替えながら競り合っている。
再購入意向をみると、「ブルガリアヨーグルト」の首位は変わらないものの、2位と3位にはタンパク質を訴求する「ザバス MILK PROTEIN ヨーグルト(明治)」、「OIKOS(ダノン)」、4位と6位には免疫ケアを訴求する「小岩井 免疫ケアヨーグルト(小岩井乳業)」、「明治プロビオヨーグルトR-1(明治)」、10位に「megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト(雪印メグミルク)」と機能性を訴求するブランドが、トップ10内の半数を占めた。
ヨーグルトは、最近の米価高騰によるパン食、洋食の増加に伴って食卓での存在感を増しているとみられている。メガトレンドでるある健康志向も追い風だ。また、良質なタンパク質を含むことから、筋トレなどのスポーツ後などにも食シーンを広げている。乳酸菌のもつ腸内環境を整えたり、免疫力を高めたりする働きなどから、インフルエンザの流行期に注目されるなど、ヨーグルトのもつ機能性は広く浸透し、支持されている。一方、嗜好性へのニーズも高く、韓国発のビヨットなど新しいトレンドの芽もみられる。多様な切り口で激しい競争を繰り広げるヨーグルト市場から目が離せない。
- 注目ランキング
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- 3ヶ月内購入
- 明治ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン(明治) 25.0%
- ビヒダスヨーグルト(森永乳業) 18.0%
- ナチュレ恵(雪印メグミルク) 16.3%
- 明治プロビオヨーグルトR-1(明治) 16.1%
- 再購入意向
- 明治ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン(明治) 68.2%
- ザバス MILK PROTEIN ヨーグルト(明治) 64.2%
- OIKOS(ダノン) 63.4%
- 小岩井 免疫ケアヨーグルト(小岩井乳業) 62.5%
- 3ヶ月内購入
詳細データのダウンロード
クロス集計表 サンプルイメージ
調査概要
提示24ブランド
- 明治ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン(明治)
- 明治ブルガリアヨーグルト ジューシー果実(明治)
- 明治プロビオヨーグルトR-1(明治)
- ザバス MILK PROTEIN ヨーグルト(明治)
- ビヒダスヨーグルト(森永乳業)
- 森永アロエヨーグルト(森永乳業)
- ギリシャヨーグルト パルテノ(森永乳業)
- トリプルヨーグルト(森永乳業)
- ナチュレ恵(雪印メグミルク)
- megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト(雪印メグミルク)
- \牧場の朝ヨーグルト(雪印メグミルク)
- ソフール(ヤクルト本社)
- Bifix ヨーグルト(江崎グリコ)
- 朝食リンゴヨーグルト(江崎グリコ)
- おいしいカスピ海(江崎グリコ)
- バニラヨーグルト(日本ルナ)
- カスピ海ヨーグルト(フジッコ)
- 小岩井 生乳100%ヨーグルト(小岩井乳業)
- 小岩井 免疫ケアヨーグルト(小岩井乳業)
- ダノンビオ(ダノン)
- OIKOS(ダノン)
- セブンプレミアムヨーグルト(セブン&アイ)
- \トップバリュ プレーンヨーグルト(イオン)
- みなさまのお墨つきヨーグルト(西友)
調査設計
調査手法:インターネットリサーチ調査期間:2025年10月2日~10月3日
調査対象者:インターネットモニター 20歳~69歳 全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,055サンプル
サンプル構成(%)


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