「SHOP99」を展開する九九プラスの2006年3月期の業績は、増収減益であった。首都圏、関西圏、中京圏を中心とした積極的な店舗網拡大により、上場以来5期連続の増収、売上高も1,000億円超を達成した。しかし、女性客比率の低下により客単価が低下していることから、既存店売上高は97.5%と創業以来初のマイナスに転じている。また、営業利益についても直営店を中心とした出店と人材の前倒し確保による販管費の増加により創業以来初のマイナスに転じている。その背景には、スリーエフ、ローソンなどが競合業態の展開を始めたことで、競争が激しくなったことがあげられる。
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