半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

(2004.08)
首都圏の人気スポット
-横浜みなとみらいと六本木ヒルズ、人気を分ける

 
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(LZH形式・有料会員サービス)
 東京都心部再開発の大型プロジェクトが進んでいます。近いところでは2004年9月に東京駅八重洲口にオフィス、ホテル、商業施設の入った複合ビル群「丸の内オアゾ(OAZO)」が完成予定です。日本橋や銀座でも高層ビルや複合商業施設の開発が進められており、東京の大型再開発は今後も話題が事欠きません。
 今回は、首都圏のファッションビル、複合ビルの中から、当社が任意に選んだ20のスポットについて首都圏在住のネットユーザーに対してアンケートを行った結果をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングをみると、六本木ヒルズは、四つのランキング(認知率、3ヶ月以内に行ったスポット、3ヶ月以内に話題になったスポット、行ったことがある人ベースの今後行きたいスポット)で第1位となった。六本木ヒルズは、リピートしたい人を58.2%獲得してランキングで第1位になっていることから、六本木ヒルズに対する顧客満足は高いレベルにあると考えられる。他のランキングでも、今後行きたいスポットで2位、最も好きなスポットで3位に入っている。ただし、六本木ヒルズが3ヶ月以内に話題になったスポットで1位となった背景には、2004年3月26日に六本木ヒルズ内の森タワーで6才の少年が自動回転ドアに挟まれる事故があると考えられる。しかしながら、六本木ヒルズは、オープンから1年経った今でも人気を維持し続けているといえる。
 横浜みなとみらいは、ふたつのランキング(今後行きたいスポット、最も好きなスポット)で第1位となった。最も好きなスポットランキングでは17.2%と第2位のタカシマヤタイムズスクエアに約10ポイントの大差をつけた。その他の五つのランキングで上位5位以内に入っており、オープンから10年以上が経ってもなお、定番の人気スポットとして魅力を維持していることがわかる。
 今回のランキングでは、六本木ヒルズと横浜みなとみらいの新旧スポットがその人気を誇る結果となった。冒頭で述べたように、今後も都心部を中心に首都圏の開発が目白押しである。その中で現在の人気スポットがいかに鮮度を保っていくか、また新たなスポットがそれを上回る魅力を提示していけるのか、注目される。


サンプル構成(%)
【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2004年7月9日~11日
調査対象者:当社インターネットモニター
 20~69歳 首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住の男女個人
有効回収サンプル数:499サンプル

 本コンテンツのグラフは無料会員サービス、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
 以降の閲覧には会員サービスへのご登録が必要です。

会員サービスのご案内についてはこちらをご覧ください。
会員の方は、下記をクリックしてグラフ・詳細データをご利用ください。






お知らせ

2024.03.25

当社合田執筆の「猛スピードのクルマはいらない」 これからの高齢化社会に必要な“まちづくり”とは何か? そのヒントは欧米になかった!」がメルクマールに掲載されました。

新着記事

2024.07.26

消費者調査データ 炭酸飲料(2024年7月版)  首位「コカ・コーラ」、迫る「三ツ矢サイダー」、高い再購入意向の無糖炭酸水

2024.07.25

24年5月の「広告売上高」は、6ヶ月ぶりのプラス

2024.07.24

24年5月の「旅行業者取扱高」は19年比で72%に

2024.07.23

24年5月の「商業動態統計調査」は2ヶ月連続のプラス

2024.07.22

企業活動分析 キユーピー株式会社 23年11月期は海外など好調で増収も原材料高騰で2桁減益に

2024.07.22

企業活動分析 カゴメ株式会社 23年12月期は引き続き海外事業がけん引し増収増益に

2024.07.19

企業活動分析 ライオン株式会社(2023年12月期) 増収も土地譲渡益の反動等で減益に

2024.07.19

企業活動分析 ユニリーバ(Unilever)(2023年12月期) 減収減益、事業部門の業績格差受け、新成長戦略を修正へ

2024.07.19

24年6月の「景気の先行き判断」は3ヶ月連続で50ポイント割れに

2024.07.18

24年6月の「景気の現状判断」は4ヶ月連続で50ポイント割れに

2024.07.17

MNEXT 円安は歓迎すべきかー過熱する円安論争

2024.07.16

企業活動分析 山崎製パン株式会社 23年12月期は大幅な増収増益で過去最高益に

2024.07.12

消費者調査データ スポーツドリンク・熱中症対策飲料(2024年7月版) 首位「ポカリスエット」、追い上げる「アクエリアス」

2024.07.11

24年5月の「消費支出」はふたたびマイナスに

2024.07.10

24年5月の「家計収入」は20ヶ月ぶりのプラス

2024.07.09

24年4月の「現金給与総額」は28ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2024.07.08

企業活動分析 大塚HD 23年12月期は売上は過去最高を記録、医療事業の減損損失で減益に

2024.07.08

企業活動分析 小林製薬の23年12月期は、R&Dや宣伝広告への積極投資を行い増収減益に

2024.07.05

成長市場を探せ 初の6,000億円超え、猛暑に伸びるアイスクリーム(2024年)

週間アクセスランキング

1位 2017.09.19

MNEXT 眼のつけどころ なぜ日本の若者はインスタに走り、世界の若者はタトゥーを入れるのか?

2位 2024.07.03

MNEXT コロナ禍の前中後の内食もどりはあったのか? -食欲望の現在-

3位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

4位 2019.09.10

戦略ケース プラットフォームビジネスで急拡大するウーバーイーツ

5位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area