半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

(2011.09)
消費者調査データ No.124 マスカラ(2011年9月版)
メイベリン VS. マキアージュ マスカラ市場の勝者は?
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス)
 メイクアップのトレンドにあわせて、ボリュームアップ、ロングラッシュなど様々な機能がフィーチャーされてきたマスカラですが、アイラッシュ(つけまつげ)と相性のいいカール強化や、電動ブラシのマスカラなどが話題となっています。
 今回のランキングは、当社が任意に選んだマスカラ24ブランドについて、「知っている(認知率)」「広告をみたことがある(広告接触)」「店頭でみたことがある(店頭接触)」「買ったことがある(購入経験率)」などの項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングでは、「メイベリン(日本ロレアル)」と「マキアージュ(資生堂)」が激しいデッドヒートを演じた。
 「メイベリン」は、調査7項目中、広告接触、店頭接触、購入経験、3ヶ月以内購入、今後の購入意向の5項目で首位を獲得した。とくに購入経験では、26.1%と約4人に1人が「メイベリン」の購入経験があり、2位のランコムに8.8ポイントの差をつけた。
 資生堂のメガブランド「マキアージュ」は、店頭接触では3位、購入経験では8位にとどまったが、3ヶ月以内購入では3位に浮上、購入者の満足度を表す、購入者ベースの今後の購入意向では、60.0%を獲得して首位となるなど、「旬」のブランドである。
 普及価格帯のブランドでは、前回(2010年4月)に引き続き「デジャヴュ(イミュ)」が好調で、3ヶ月以内購入で2位、購入経験、今後の購入意向、購入者ベースの今後の購入意向の3項目で3位につけた。

 目元を強調したメイクの流行により成長を続けてきたマスカラ市場だったが、メイクアップのトレンドが変化してきたことや、低価格のセルフ化粧品の伸長などにより曲がり角にさしかかっている。成熟期にさしかかった市場をリードするのは、コストパフォーマンスに優れる普及価格帯の「メイベリン」「デジャヴュ」か、高いロイヤリティをもつ「マキアージュ」か。競争のゆくえが注目される。

 本コンテンツのグラフは無料会員サービス、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
 以降の閲覧には会員サービスへのご登録が必要です。

会員サービスのご案内についてはこちらをご覧ください。
会員の方は、下記をクリックしてグラフ・詳細データをご利用ください。








【提示24ブランド】
  • CANMAKE
  • Kiss Me ヒロインメイク
  • opera
  • デジャヴュ
  • オーブクチュール
  • KATE
  • コフレドール
  • ラヴーシュカ
  • クリニーク
  • エスプリーク プレシャス
  • コスマジック
  • インテグレート
  • インテグレートグレイシィ
  • マキアージュ
  • マジョリカマジョルカ
  • ザ・ダイソー
  • ブルジョワ
  • ヘレナルビンスタイン
  • マックスファクター
  • 無印良品
  • メイベリン
  • ランコム
  • レブロン
  • ロレアル パリ

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2011年8月22日~8月25日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の女性個人
有効回収サンプル数:968サンプル
サンプル構成(%)



お知らせ

2024.03.25

当社合田執筆の「猛スピードのクルマはいらない」 これからの高齢化社会に必要な“まちづくり”とは何か? そのヒントは欧米になかった!」がメルクマールに掲載されました。

新着記事

2024.07.26

消費者調査データ 炭酸飲料(2024年7月版)  首位「コカ・コーラ」、迫る「三ツ矢サイダー」、高い再購入意向の無糖炭酸水

2024.07.25

24年5月の「広告売上高」は、6ヶ月ぶりのプラス

2024.07.24

24年5月の「旅行業者取扱高」は19年比で72%に

2024.07.23

24年5月の「商業動態統計調査」は2ヶ月連続のプラス

2024.07.22

企業活動分析 キユーピー株式会社 23年11月期は海外など好調で増収も原材料高騰で2桁減益に

2024.07.22

企業活動分析 カゴメ株式会社 23年12月期は引き続き海外事業がけん引し増収増益に

2024.07.19

企業活動分析 ライオン株式会社(2023年12月期) 増収も土地譲渡益の反動等で減益に

2024.07.19

企業活動分析 ユニリーバ(Unilever)(2023年12月期) 減収減益、事業部門の業績格差受け、新成長戦略を修正へ

2024.07.19

24年6月の「景気の先行き判断」は3ヶ月連続で50ポイント割れに

2024.07.18

24年6月の「景気の現状判断」は4ヶ月連続で50ポイント割れに

2024.07.17

MNEXT 円安は歓迎すべきかー過熱する円安論争

2024.07.16

企業活動分析 山崎製パン株式会社 23年12月期は大幅な増収増益で過去最高益に

2024.07.12

消費者調査データ スポーツドリンク・熱中症対策飲料(2024年7月版) 首位「ポカリスエット」、追い上げる「アクエリアス」

2024.07.11

24年5月の「消費支出」はふたたびマイナスに

2024.07.10

24年5月の「家計収入」は20ヶ月ぶりのプラス

2024.07.09

24年4月の「現金給与総額」は28ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2024.07.08

企業活動分析 大塚HD 23年12月期は売上は過去最高を記録、医療事業の減損損失で減益に

2024.07.08

企業活動分析 小林製薬の23年12月期は、R&Dや宣伝広告への積極投資を行い増収減益に

2024.07.05

成長市場を探せ 初の6,000億円超え、猛暑に伸びるアイスクリーム(2024年)

週間アクセスランキング

1位 2017.09.19

MNEXT 眼のつけどころ なぜ日本の若者はインスタに走り、世界の若者はタトゥーを入れるのか?

2位 2024.07.03

MNEXT コロナ禍の前中後の内食もどりはあったのか? -食欲望の現在-

3位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

4位 2019.09.10

戦略ケース プラットフォームビジネスで急拡大するウーバーイーツ

5位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area