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消費者調査 No94.マスカラ(2010年4月版) | ||
デカ目を作るのに必須アイテムのマスカラ 人気はボリューム・カール・ロングを兼ね備えたマスカラ |
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詳細データ(単純集計表・クロス集計表)ダウンロード(ZIP形式・会員サービス) |
目元強調メイクの流行が数年続いていることで、アイメイク関連の製品の売上が好調である。その中でもマスカラは、目元を大きく見せる必須アイテムの地位を確立しつつあり、マスカラを2本以上常備する女性も珍しくない。 経済産業省の動態統計調査の化粧品月報によると、2009年度のまゆ墨・まつ毛化粧料(マスカラ)の市場は、393億800万円であった。 今回は、市場拡大が続くマスカラ市場について、当社が任意に選んだ35ブランドの「知っている(認知率)」、「買ったことのある(購入経験率)」、購入者の満足度合を示す「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」などについてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。 今回のランキングでは、「知っている(認知率)」、「買ったことのある(購入経験率)」のトップは、「メイベリン」のマスカラが首位を獲得した。認知では半数近く、購入経験でも2位に8ポイント近くの差をつけてのトップである。 しかし、購入者の満足度合を示す「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」は、「ひれ伏すほどの、女王まつげ」をキャッチコピーに高機能をうたった「ヘレナルビンスタイン」が首位を、「ランコム」が2位となり、デパートコスメがワンツーフィニッシュとなった。とくに「ヘレナルビンスタイン」は認知率は15位、購入経験率は8位だったにも関わらず、満足率トップと、コアなファンに高い満足度を提供していることがうかがえる。 近年、マスカラは、ウォータープルーフタイプ・お湯で落とすことが出来るマスカラ等、毎年、技術改良が行われ、多くの新製品を送りだしている。一方、化粧品のチャネルは、近年デパートから、ドラッグストアや通販ブランドに代表されるセルフ市場に重心を移してきており、低価格の商品の台頭も目立つ。 今回の調査結果では、普及価格帯に属する「メイベリン」が幅広いユーザーを獲得している一方、マスカラ本来の機能を存分に追求したプレミアム価格帯の「ヘレナルビンスタイン」や「ランコム」、ファンづくりという点で強さをみせた。 節約志向や低価格商品が注目されるなかで、デパートコスメブランドである「ヘレナルビンスタイン」は、製品の本来の機能を発揮させることで商品本来の価値を訴求し、再購入意向を獲得したひとつの事例となるかもしれない。 |
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【提示35ブランド】
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- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:2010年4月6日~4月8日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 15歳~69歳
全国の女性個人
- 有効回収サンプル数:1,017サンプル
サンプル構成(%)
- 調査期間:2010年4月6日~4月8日
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