
2024年の「炭酸飲料」の販売金額は8,789億円、前年比110.5%と2桁増で、4年連続のプラスとなった(一般社団法人 全国清涼飲料連合会)。
今回は、当社が任意に選んだ炭酸飲料24ブランドについて、「知っている(認知)」、「3ヶ月以内に店頭などで見た(店頭接触)」「買って飲んだことがある(購入経験)」、「最近3ヶ月以内に買って飲んだ(3ヶ月内購入)」、さらに「今後(も)飲みたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という6項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。
調査結果を見ると、前回(2024年7月版)と同様、再購入意向以外の5項目で「コカ・コーラ(コカ・コーラシステム)」が首位を獲得した。「コカ・コーラ」は、認知では9割を超え、3ヶ月内購入では2位に2倍近い差をつけてトップブランドの貫禄をみせた。
2位グループには「三ツ矢サイダー(アサヒ飲料)」、「ファンタ(コカ・コーラシステム)」、「C.C.レモン(サントリー)」、「ウィルキンソン タンサン(アサヒ飲料)」などがつけている。今後の購入意向では「三ツ矢サイダー」が半歩抜け出しているものの、その他の項目では順位を入替えながら激しく競り合っている。
再購入意向をみると、首位は「ウィルキンソン タンサン」、2位「コカ・コーラ」、3位「セブンプレミアム 強炭酸水(セブン&アイ)」と続く。無糖炭酸は、トップ10のうち5ブランド、トップ5では首位と3位~5位を占めている。前回同様、無糖炭酸に固定ファンがついていることがうかがえる。
メガトレンドである健康志向を背景に、炭酸飲料市場でもノンシュガーの炭酸飲料や無糖炭酸などが伸びている一方で、爽快感を打ち出した強炭酸飲料やスパイシーなフレーバーなども支持を集めている。メーカー各社は炭酸飲料ならではの楽しさや爽快感を訴求するコミュニケーションを強化しており、若い世代に食い込んでいる。首都圏では9月下旬となっても夏日が続き、真夏日もみられるなど止渇性ニーズは強い。続く暑さのなか、熱い競争が続きそうだ。
- 注目ランキング
-
- 3ヶ月内購入
- コカ・コーラ(コカ・コーラシステム) 30.0%
- 三ツ矢サイダー(アサヒ飲料) 15.7%
- コカ・コーラ ゼロ(コカ・コーラシステム) 13.4%
- 再購入意向
- ウィルキンソン タンサン(アサヒ飲料) 63.0%
- コカ・コーラ(コカ・コーラシステム) 57.8%
- セブンプレミアム 強炭酸水 56.6%
- 天然水スパークリング(サントリー) 50.7%
- アイシー・スパーク from カナダドライ 50.0%
(コカ・コーラシステム)
- 3ヶ月内購入
詳細データのダウンロード
クロス集計表 サンプルイメージ
調査概要
提示24ブランド
- \コカ・コーラ(コカ・コーラシステム)
- コカ・コーラ ゼロ(コカ・コーラシステム)
- ファンタ(コカ・コーラシステム)
- スプライト(コカ・コーラシステム)
- \カナダドライ(コカ・コーラシステム)
- \アイシー・スパーク from カナダドライ(コカ・コーラシステム)
- ペプシコーラ(サントリー)
- ペプシ<生>(サントリー)
- C.C.レモン(サントリー)
- デカビタC(サントリー)
- 天然水スパークリング(サントリー)
- キリンレモン(キリンビバレッジ)
- キリン力水(キリンビバレッジ)
- メッツ(キリンビバレッジ)
- 三ツ矢サイダー(アサヒ飲料)
- ウィルキンソン タンサン(アサヒ飲料)
- アサヒ ドデカミン(アサヒ飲料)
- カルピスソーダ(アサヒ飲料)
- Ribbonシトロン(ポッカサッポロ)
- がぶ飲みソーダ(ポッカサッポロ)
- ミスティオ(ダイドードリンコ)
- セブンプレミアム 強炭酸水
- トップバリュ炭酸水
- みなさまのお墨付き 強炭酸水(西友)
調査設計
調査手法:インターネットリサーチ調査期間:2025年6月27日~6月30日
調査対象者:インターネットモニター 20歳~69歳 全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,180サンプル
サンプル構成(%)


参照コンテンツ
おすすめ新着記事

成長市場を探せ コロナ禍からの回復続く居酒屋業態 けん引車はネオ居酒屋か
コロナ禍で大きな打撃を受けた居酒屋が回復を続けている。けん引しているのは、「ネオ居酒屋」「ネオ大衆酒場」などといわれる業態や、特定のメニューに特化した業態だ。

消費者調査データ チョコレート 首位「明治チョコレート」、追う「ガーナ」、再購入意向上位にはプレミアムチョコレートも
カカオショックのなか、最需要期を迎えたチョコレート市場。調査結果では明治チョコレートが首位で、「失敗しない」安心感のあるロングセラーがそれに続く。再購入意向首位にはリンツで、プチ贅沢需要もうかがえる。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 主食・米の値上げを8割が実感 価格と品質の間で揺れる食卓
日本人の主食である米は、値上げが続くなか、食頻度の減少が増加を上回る一方、品質を重視する層もみられ、消費者の中で「こだわり」と「節約」が並存していることがわかる。





![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)