半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2023年09月22日

消費者調査データ No.392
無糖茶(2023年9月版)
全項目首位の「お~いお茶」、激しい2位争い



グラフの閲覧・詳細データのダウンロードには有料の会員登録が必要です。
登録済みの方はこちらからログインしてご利用ください。

 2022年の茶系飲料の販売金額は8,121億円で前年比107.5%、生産量は同103.0%で、金額、数量とも2年連続で前年を上回った(全国清涼飲料連合会)。

 今回は、当社が任意に選んだ無糖茶24ブランドについて、「知っている(認知)」「3ヶ月以内に店頭などで見た(店頭接触)」「買って飲んだことがある(購入経験)」「最近3ヶ月以内に買って飲んだ(3ヶ月以内購入)」、さらに「今後(も)飲みたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という6項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。

 今回の調査では、「お~いお茶 緑茶(以下お~いお茶 伊藤園)」が全項目で首位となり、前回(2022年8月版)同様、トップブランドらしい強さをみせた

 「お~いお茶」は、認知が8割を超え、購入経験は6割に迫り、3ヶ月内購入で3割を超えるメガブランドだ。2位以下との差も、購入経験では15ポイント、3ヶ月内購入でも10ポイント近い。再購入意向も6割を超え、その強さに死角はみられない。

 2位グループは激戦だ。「綾鷹(コカ・コーラシステム)」、「サントリー緑茶 伊右衛門(以下伊右衛門 サントリー)」が僅差で競り合い、「キリン生茶(キリン)」が小差で続く。

 再購入意向でも首位は「お~いお茶」で、唯一6割を超える。それに同じ伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」、「綾鷹」、「やかんの麦茶 from 一(はじめ)(コカ・コーラシステム)」、「伊右衛門」などが僅差で5割台後半でひしめいている。他にも10位内にはジャスミンティやほうじ茶などのバラエティもみられる。

 2022年の茶系飲料の伸びは、生産量、販売金額とも飲料全体を上回っている。好調の要因は、新型コロナウイルス感染症の5類移行や行動制限撤廃による人流の戻りや、コロナ感染拡大を経ていっそう強まっている健康志向などだ。原材料費高騰に伴う値上げなど不安要因もみられるものの、メーカー各社は、香りや本物感、カテキンの効能などさまざまな切り口で付加価値を高め、SNSなどでのコミュニケーションに余念がない。2023年の夏は、記録を更新する猛暑で止渇性の高い無糖茶には追い風だった。さまざまな消費者のニーズに対応し成長していく無糖茶市場の今後が注目される。


注目ランキング
  • 3ヶ月内購入
    1. お~いお茶 緑茶(伊藤園)        30.1%
    2. 綾鷹(コカ・コーラシステム)       20.6%
    3. サントリー緑茶 伊右衛門(サントリー)  19.2%
  • 再購入意向
    1. お~いお茶 緑茶(伊藤園)     63.9%
    2. 健康ミネラルむぎ茶(伊藤園)   59.5%
    3. 綾鷹(コカ・コーラシステム)   57.9%

グラフの閲覧・詳細データのダウンロードには有料の会員登録が必要です。

ログインしてグラフを見るいますぐ会員登録


詳細データのダウンロード

クロス集計表 サンプルイメージ
消費者調査データ クロス集計表 サンプルイメージ

調査概要

提示24ブランド

  • お~いお茶 緑茶(伊藤園)
  • キリン生茶(キリン)
  • サントリー緑茶 伊右衛門(サントリー)
  • 綾鷹(コカ・コーラシステム)
  • ヘルシア緑茶(花王)
  • 一(はじめ)緑茶(セブン&アイ)
  • ファミリーマートコレクション にごり旨み緑茶(ファミリーマート)
  • ローソンオリジナル 緑茶(ローソン)
  • 玉露入りお茶(ポッカサッポロ フード&ビバレッジ)
  • GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶(サントリー)
  • 健康ミネラルむぎ茶(伊藤園)
  • 爽健美茶 健康素材の麦茶(コカ・コーラシステム)
  • やかんの麦茶 from 一(はじめ)(コカ・コーラシステム)
  • アサヒ十六茶 麦茶(アサヒ飲料)
  • お~いお茶 ほうじ茶(伊藤園)
  • 伊右衛門 ほうじ茶(サントリー)
  • 綾鷹 ほうじ茶(コカ・コーラシステム)
  • サントリーウーロン茶(サントリー)
  • 黒烏龍茶(サントリー)
  • 伊藤園ウーロン茶(伊藤園)
  • アサヒ十六茶(アサヒ飲料)
  • 爽健美茶(コカ・コーラシステム)
  • からだ巡茶(コカ・コーラシステム)
  • リラックスジャスミンティ(伊藤園)


調査設計

調査手法:インターネットリサーチ
調査期間日:2023年09月13日(水)~09月14日(木)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,105サンプル
サンプル構成(%)






参照コンテンツ


おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツプレミアム会員サービス戦略ケースの教科書Online


新着記事

2023.12.08

価値社会をリードする6つの価値ライフスタイル

2023.12.08

消費者調査データ 2023年印象に残ったもの コロナは去り、阪神は「アレ」を果たし、大谷選手の活躍は続く

2023.12.07

23年10月の「新設住宅着工戸数」は5ヶ月連続マイナスに

2023.12.06

企業活動分析 本田技研工業 23年3月期は二輪過去最高も諸経費増加で増収減益に

2023.12.05

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 成長するコーヒー市場 6つの形態が店頭に共存するワケとは?

2023.12.04

23年11月の「乗用車販売台数」は15ヶ月連続のプラス

2023.12.01

消費者調査データ No.397 シャンプー(2023年12月版) 「パンテーン」と「ラックス」、僅差の競り合い

2023.12.01

MNEXT 大転換期の価値マーケティング(2023年)

週間アクセスランキング

1位 2023.11.17

消費者調査データ No.396 レトルトカレー(2023年11月版) 首位はカリー屋カレー、リピートされる調理対応カレー

2位 2022.03.11

女性が生み出す6.9兆円の市場―アフタヌーンティーは都心高級ホテルを救えるのか 第1回

3位 2021.10.14

都心主要ラグジュアリーホテルのリバイバル戦略と行動直結プロモーション―産業衰退死段階の生き残り戦略【1】

4位 2019.09.10

戦略ケース プラットフォームビジネスで急拡大するウーバーイーツ

5位 2016.03.16

【マーケティングFAQ】どうすればブランド力を強化できるか

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area