2022年のスポーツドリンク販売金額は3,367億円で前年比113.7%、生産量は4年ぶりのプラスとなる同111.2%で、金額、数量とも前年を上回った(全国清涼飲料連合会)。
今回は、当社が任意に選んだスポーツドリンク・熱中症対策飲料24ブランドについて、「知っている(認知)」「3ヶ月以内に店頭などで見た(店頭接触)」「買って飲んだことがある(購入経験)」「最近3ヶ月以内に買って飲んだ(3ヶ月以内購入)」、さらに「今後(も)飲みたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という6項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。
今回の調査では、前回(2022年7月版)同様、「アクエリアス(コカ・コーラシステム)」と「ポカリスエット(大塚製薬)」が再購入意向以外の5項目で僅差の競り合いを繰り広げ、それを「GREEN DA・KA・RA(サントリー)」が追う結果となった。
「ポカリスエット」は認知、店頭接触、購入経験、今後の購入意向で、「アクエリアス」は3ヶ月内購入でそれぞれ首位を獲得しているが、首位と2位の差はどれも3ポイント未満でほぼ横一列といえる結果だ。「GREEN DA・KA・RA」は再購入意向以外の5項目で3位で両ブランドを追っている。 4位グループは「ポカリスエット イオンウォーター(大塚製薬)」や「アクエリアス ゼロ(コカ・コーラシステム)」などのトップ商品の派生や「キリン ソルティライチ(キリン)」などが競っている。
再購入意向をみると、首位が「アクエリアス経口補水液(コカ・コーラシステム)」、2位が「アクエリアス」、3位が「い・ろ・は・す 塩とれもん(コカ・コーラシステム)」となり、上位3位までのうち2ブランドが、熱中症対策を訴求する飲料だ。母数は少ないながらもリピーターを獲得していることがわかる。
コロナ禍による外出制限などもあり、伸び悩んできたスポーツドリンクだが、昨年来の緩和などで人流が回復したことや、メーカーの数年来の熱中症対策についての啓蒙などもあり、市場も堅調だ。夏本番を控え、活発な動きが期待される。
- 注目ランキング
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- 3ヶ月内購入
- アクエリアス(コカ・コーラシステム) 17.0%
- ポカリスエット(大塚製薬) 16.2%
- GREEN DA・KA・RA(サントリー) 8.5%
- 再購入意向
- アクエリアス経口補水液(コカ・コーラシステム) 60.0%
- アクエリアス(コカ・コーラシステム) 57.3%
- い・ろ・は・す 塩とレモン(コカ・コーラシステム) 56.1%
- 3ヶ月内購入
詳細データのダウンロード
クロス集計表 サンプルイメージ調査概要
提示24ブランド
- アクエリアス(コカ・コーラシステム)
- アクエリアス ゼロ(コカ・コーラシステム)
- アクエリアス 1日分のマルチビタミン(コカ・コーラシステム)
- アクエリアス経口補水液(コカ・コーラシステム)
- い・ろ・は・す 塩とレモン(コカ・コーラシステム)
- ポカリスエット(大塚製薬)
- ポカリスエット イオンウォーター(大塚製薬)
- 経口補水液オーエスワン(大塚製薬)
- アミノバリュー(大塚製薬)
- DAKARA ミネラル(サントリー)
- GREEN DA・KA・RA(サントリー)
- ビタミンウォーター(サントリー)
- サントリー天然水 うめソルティ(サントリー)
- キリン ラブズスポーツ(キリン)
- キリン ソルティライチ(キリン)
- アサヒスーパーH2O(アサヒ飲料)
- スポーツウォーター(ポッカサッポロフード&ビバレッジ)
- ヴァームスマートフィットウォーター(明治)
- miu プラススポーツ(ダイドードリンコ)
- ライフガード(チェリオ)
- 熱中対策水(赤城化成)
- セブンプレミアムスポーツドリンク
- トップバリュ スッキリ飲みやすいスポーツドリンク(イオン)
- みなさまのお墨付きスポーツドリンク(西友)
調査設計
調査手法:インターネットリサーチ調査期間日:2023年06月10日(金)~06月12日(火)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,080サンプル
サンプル構成(%)
参照コンテンツ
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