半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

(2016.07)
消費者調査 No.229
ビール系飲料(2016年7月版)
ヱビス、プレモル、注目のプレミアム市場のリーディング商品は?


 中元商戦が最盛期を迎えていますが、今期のビールギフトの計画はアサヒ102%、キリン120%、サントリー105%、サッポロ106%など、各社ともに強気の姿勢が目立ちます。

 今回の調査では、前回(2016年5月版)以上に「アサヒ スーパードライ(アサヒビール)」が圧倒的な強さをみせた。前回(2016年5月版)は、僅差とはいえ再購入意向で、「キリン パーフェクトフリー(キリンビール)」に首位を譲った「アサヒ スーパードライ」が、今回は全項目で首位を獲得した。

 2位以下は、多くの項目で、レギュラービールの「キリン 一番搾り(キリンビール)」と新ジャンルの「サントリー 金麦(サントリー)」に加え、プレミアムビールの「サントリー ザ・プレミアム・モルツ(サントリー)」と「サッポロ ヱビスビール(サッポロビール)」が接戦を繰り広げている。ジャンルごとにみれば、レギュラービールでは「アサヒ スーパードライ」、新ジャンルでは「サントリー 金麦」のトップは揺らがないが、プレミアムビールでは「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」と「サッポロ ヱビスビール」の激しい首位争いとなっている。

 ビール類の市場において、プレミアムビールのシェアは上昇基調が続き、とくにギフト市場では、レギュラービールのシェアが約4割に対し、プレミアムビールのシェアは約6割とみられている(サントリー調べ)。大手各社は、「ビールへの注力」を方針に掲げており、中元商戦にあわせた広告の投下や、種々の詰合せなどさまざまな施策をとっている。プレミアムビールを軸にした夏の陣・前半がどのような結果となるのか、注目される。

 本コンテンツのグラフは無料会員サービス、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
 以降の閲覧には会員サービスへのご登録が必要です。

会員サービスのご案内についてはこちらをご覧ください。
会員の方は、下記をクリックしてグラフ・詳細データをご利用ください。





【提示37ブランド】
  • アサヒ スーパードライ
  • アサヒ ドライプレミアム
  • アサヒ ザ・ドリーム
  • アサヒ スタイルフリー
  • クリアアサヒ
  • アサヒ オフ
  • アサヒ ドライゼロ
  • キリン 一番搾り
  • キリン 一番搾り小麦のうまみ
  • キリン ラガービール
  • グランドキリン
  • キリン 淡麗グリーンラベル
  • キリン のどごし<生>
  • キリン 淡麗極上<生>
  • キリン パーフェクトフリー
  • キリンフリー
  • サントリー ザ・プレミアム・モルツ
  • サントリー ザ・モルツ
  • サントリー マスターズ ドリーム
  • サントリー 金麦
  • サントリー 金麦 糖質75% オフ
  • サントリー ジョッキ生
  • サントリー ラドラー
  • サントリー オールフリー
  • クラフトセレクト
  • サッポロ ヱビスビール
  • サッポロ 生ビール黒ラベル
  • サッポロ ホワイトベルグ
  • サッポロ 極ZERO
  • サッポロ 麦とホップ
  • サッポロ ドラフトワン
  • SAPPORO+(サッポロ プラス)
  • よなよなエール(ヤッホーブルーイング)
  • 水曜日のネコ(ヤッホーブルーイング)
  • 銀河高原ビール(銀河高原ビール)
  • セブンゴールド 金のビール(セブン&アイ)
  • トップバリュ ラガービール(イオン)

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:調査期間:2016年6月13日~16日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,039サンプル
サンプル構成(%)




お知らせ

2024.03.25

当社合田執筆の「猛スピードのクルマはいらない」 これからの高齢化社会に必要な“まちづくり”とは何か? そのヒントは欧米になかった!」がメルクマールに掲載されました。

新着記事

2024.03.29

企業活動分析 KDDIの23年3月期は法人向け好調等で増収、過去最高益更新

2024.03.28

消費からみた景気指標 24年1月は6項目がプラスに

2024.03.28

月例消費レポート 2024年3月号 消費は足踏み状態が長期化している-インフレ見通しや消費マインド改善などによる消費回復の後押しに期待

2024.03.27

24年2月の「ファミリーレストラン売上高」は24ヶ月連続プラス

2024.03.27

24年1月の「ファーストフード売上高」は35ヶ月連続のプラスに

2024.03.27

24年1月の「広告売上高」は、2ヶ月連続のマイナス

2024.03.26

24年2月の「全国百貨店売上高」は24ヶ月連続のプラス、季節商品やインバウンド好調で

2024.03.26

24年2月の「チェーンストア売上高」は既存店で12ヶ月連続のプラス、食料品は引き続き好調

2024.03.26

24年2月の「コンビニエンスストア売上高」は3ヶ月連続のプラスに

2024.03.25

消費者調査データ コーヒー飲料(2024年3月版)独走「BOSS」、「ジョージア」との差を広げる

2024.03.22

MNEXT 資本主義の近未来の行方―企業の持続的存続の鍵

週間アクセスランキング

1位 2024.03.12

企業活動分析 マツキヨココカラカンパニーの23年3月期はPB商品拡販やインバウンド需要増加で増収増益

2位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

3位 2008.07.24

戦略ケース カルフールは何故失敗したのか?

4位 2024.03.15

企業活動分析 スギHDの23年2月期は増収減益。26年度売上1兆円へ向けた挑戦が続く

5位 2016.03.16

【マーケティングFAQ】どうすればブランド力を強化できるか

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area