半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2023年12月15日

消費者調査データ No.398
シリアル(2023年12月版)
独走「フルグラ」、オートミールもじわり裾野広げる



グラフの閲覧・詳細データのダウンロードには有料の会員登録が必要です。
登録済みの方はこちらからログインしてご利用ください。

 2022年のシリアル生産数量は、過去最高となった2021年の裏年だったにも関わらず前年比ほぼ横ばいの99.6%で、過去2番目となった(日本スナック・シリアルフーズ協会)。

 今回は、当社が任意に選んだシリアル24ブランドについて、「知っている(認知率)」、最近3ヶ月以内における「店頭などで見たことがある(店頭接触)」、「買って食べたことがある(経験率)」、「3ヶ月以内に買って食べた(3ヶ月以内購入)」、さらに「今後(も)買って食べたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という6項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。

 今回の調査では、全項目でカルビーの「フルグラ」が首位を獲得した。特に3ヶ月内購入では2位の「グラノーラプラス(カルビー)」や3位の「ケロッグ コーンフレーク(日本ケロッグ)」の3倍以上、今後の購入意向でも2位の「ケロッグ コーンフレーク」に3倍近い差をつけるなど、シリアルジャンルを代表するブランドといえるだろう。

 2位以下をみると、ロングセラーの「ケロッグ コーンフレーク」や「シスコーン(日清シスコ)」などのロングセラーや、「素材まるごとグラノラ(日本ケロッグ)」、「ごろグラ(日清シスコ)」などグラノーラのブランドが上位に顔をだしているが、ブランド間の差は小さい一方、「フルグラ」との差は大きく、「フルグラ」独走が目立つ。

 また、市場が急成長中のオートミールのブランドに注目すると、前回(2022年3月版)10位以内に入ったブランドは、3ヶ月内購入でひとつ、今後の購入意向ではゼロだったが、今回は3ヶ月内購入、今後の購入意向とも、「オートミール(日本ケロッグ)」、「ベイクドオーツ(カルビー)」の2ブランドが10位以内に入った。堅実に裾野を広げてきていることが見て取れる。

 再購入意向をみると、首位は前述のように「フルグラ」だが、3位から5位までがPBだ。また、7位の「ベイクドオーツ」に続いて8位に「トップバリュのオートミール(イオン)」がランクインしている。食品値上げが続くなか、比較的コストパフォーマンスに優れる流通PBが注目されている可能性がある。

 コロナ禍の際に、簡便性や健康感で注目され、それまでのダウントレンドから一転、大きく市場を拡大したシリアル。コロナ後も、手軽さに加えおいしさや栄養バランスなどが評価され、堅調な動きが続いている。特にオートミール市場では、メーカー各社が「新しい主食」としての訴求を強め、カップ入りのリゾット風商品や、より「米化」に適した商品など、さまざまな切り口での商品を発売している。今回の調査では浸透は進んでいているようにみえるが、今後日本人の食卓に定着していくのかが注目される。


注目ランキング
  • 3ヶ月内購入
    1. フルグラ(カルビー)      16.2%
    2. グラノーラプラス(カルビー)  4.5%
    3. コーンフレーク(日本ケロッグ) 4.4%
  • 再購入意向
    1. フルグラ(カルビー)              65.2%
    2. グラノーラプラス(カルビー)          64.8%
    3. セブンプレミアム コーンフレーク(セブン&アイ) 62.5%
    4. トップバリュのフルーツグラノーラ(イオン)   60.5%
    5. みなさまのお墨付きフルーツグラノーラ(西友)  59.1%

グラフの閲覧・詳細データのダウンロードには有料の会員登録が必要です。

ログインしてグラフを見るいますぐ会員登録


詳細データのダウンロード

クロス集計表 サンプルイメージ
消費者調査データ クロス集計表 サンプルイメージ

調査概要

提示24ブランド

  • フルグラ(カルビー)
  • グラノーラプラス(カルビー)
  • ベイクドオーツ(カルビー)
  • 素材まるごとグラノラ(日本ケロッグ)
  • オールブラン(日本ケロッグ)
  • オートミール(日本ケロッグ)
  • 粒感しっかりオートミールごはん」(日本ケロッグ)
  • コーンフレーク(日本ケロッグ)
  • 玄米フレーク(日本ケロッグ)
  • おいしいオートミール(日清シスコ)
  • ごろグラ(日清シスコ)
  • 完全メシ フルーツ/大豆グラノーラ(日清シスコ)
  • シスコーン(日清シスコ)
  • プレミアムピュアオートミール(日本食品製造)
  • 日食自然の良さグラノーラ(日本食品製造)
  • オートミールDELI(エスビー食品)
  • 旭松食品 カップ入りオートミール(旭松食品)
  • クエーカーオートミール(クエーカーオーツ)
  • スイスミューズリー(ファミリア)
  • アリサン 有機オートミール(アリサン)
  • トップバリュのオートミール(イオン)
  • トップバリュのフルーツグラノーラ(イオン)
  • セブンプレミアム コーンフレーク(セブン&アイ)
  • みなさまのお墨付きフルーツグラノーラ(西友)


調査設計

調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年11月14日(火)~11月16日(木)
調査対象者:当社インターネットモニター木 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,060サンプル
サンプル構成(%)




参照コンテンツ


おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツプレミアム会員サービス戦略ケースの教科書Online


新着記事

2026.01.16

成長市場を探せ 8年連続プラスのスナック菓子、インバウンドも貢献(2026年)

2026.01.15

25年11月の「現金給与総額」は47ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2026.01.14

25年11月は「有効求人倍率」、「完全失業率」とも横ばいに

2026.01.13

企業活動分析 ウエルシアの25年2月期は、調剤堅調も人材投資などの人件費増加で増収減益に

2026.01.09

消費者調査データ シャンプー(2026年1月版) 首位は「パンテーン」、迫る「ラックス」、再購入意向には高機能ブランド並ぶ

2026.01.08

25年12月の「乗用車販売台数」は6ヶ月連続のマイナス

2026.01.07

25年11月の「新設住宅着工戸数」は再びマイナスに

2026.01.06

企業活動分析 任天堂の25年3月期は、Switch末期で減収減益も、6月発売のSwitch2発売好調で反転の布石に

2025.12.26

消費者調査データ レトルトカレー(2025年12月版) 首位「咖喱屋カレー」、再購入意向上位はソースタイプやPBが

2025.12.26

25年11月の「チェーンストア売上高」は既存店で9ヶ月連続のプラス

2025.12.26

25年11月の「全国百貨店売上高」は4ヶ月連続のプラス

2025.12.26

25年11月の「ファミリーレストラン売上高」は45ヶ月連続プラス

2025.11.28

25年11月の「ファーストフード売上高」は57ヶ月連続のプラスに

週間アクセスランキング

1位 2025.12.16

提言論文 高消費時代への戦略経営と価値マーケティング(2025年)

2位 2019.04.16

MNEXT 眼のつけどころ 次の時代のマーケティング戦略を考える (1)GAFA、増税、キャッシュレスなどへの対応

3位 2019.02.04

MNEXT 眼のつけどころ 巨大融合メディアへの戦略的対応―情報チャネルの再設計の提案

4位 2022.11.29

MNEXT 2023年の消費と戦略経営~マーケティングの6つの革新~

5位 2022.01.28

MNEXT 眼のつけどころ ePOPで成熟ブランドのリブランディング― 2022年春の提案

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area