半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2022年03月28日

消費者調査データ No.362
シリアル(2022年3月版)
首位独走「フルグラ」、話題のオートミールも固定ファン獲得か



グラフの閲覧・詳細データのダウンロードには有料の会員登録が必要です。
登録済みの方はこちらからログインしてご利用ください。

 2020年度のシリアル出荷実績は、数量ベースで前年度比110.5%と、2016年度以来のプラスとなった(日本スナック・シリアルフーズ協会)。

 今回は、当社が任意に選んだシリアル30ブランドについて、「知っている(認知)」「3ヶ月以内に広告などを見た(広告接触)」「3ヶ月以内に店頭などで見た(店頭接触)」「買って食べたことがある(購入経験)」「最近3ヶ月以内に買って食べた(3ヶ月以内購入)」、さらに「今後(も)食べたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。

 今回の調査では、7項目中再購入意向を除く6項目でカルビーの「フルグラ」が首位となった。認知では2位の「ケロッグ コーンフレーク(日本ケロッグ)」との差は5.7ポイントだが、広告接触や購入経験では約10ポイントの差をつけている。3ヶ月以内購入や今後の意向でも2位に15ポイント以上の差をつけており、No.1ブランドらしい強さをみせた。

 シリアルの草分けである1963年発売の「ケロッグ コーンフレーク」は、7項目中5項目で2位、日清シスコの「ごろっとグラノーラ」が3ヶ月以内購入で2位、そのほか3項目で3位に入っている。3ヶ月以内購入や今後の意向などでは、「フルグラ」との差は大きい一方、4位以下との差はごくわずかだ。

 再購入意向をみると、首位が「プレミアムピュアオートミール(日本食品製造)」、2位が「ケロッグ 糖質オフグラノラ(日本ケロッグ)」、3位が「ケロッグ 朝摘みいちごグラノラ(日本ケロッグ)」で、いずれも再購入意向は70%以上だが、母数は100に満たない。また、今後の購入意向では、オートミール商品は10位以内に入っていないが、再購入意向ではトップの「プレミアムピュアオートミール(日本食品製造)」をはじめ、日清シスコの「おいしいオートミール」など4ブランドがトップ10以内に入っている。規模は小さいものの、オートミールの確実なリピーターが存在していることがうかがえる。

 シリアル類は新型コロナの影響で大きく伸びたといわれているジャンルのひとつである。健康イメージがあり、手軽に食べられることなどが巣ごもり需要にフィットしたと考えられる。2020年度に市場は大幅に拡大、2021年もオートミールがダイエットや"腸活"によいといわれ、注目を集めた。特に話題となったのが「米化」と呼ばれる新しい食べ方だ。水と混ぜて電子レンジで加熱するだけの手軽な調理法で、お米のような食感が楽しめる。アレンジもしやすいことからブームとなり、グラノーラに代わる市場のけん引役として期待されている。健康志向を味方につけたシリアル市場のゆくえが注目される。


注目ランキング
  • 3ヶ月以内購入
    1. フルグラ(カルビー)            20.8%
    2. ごろっとグラノーラ(日清シスコ)       4.7%
    3. ケロッグ コーンフレーク(日本ケロッグ)   4.3%
  • 再購入意向
    1. プレミアムピュアオートミール(日本食品製造) 78.9%
    2. ケロッグ 糖質オフグラノラ(日本ケロッグ)   71.7%
    3. ケロッグ 朝摘みいちごグラノラ(日本ケロッグ) 70.4%

ログインしてグラフを見る

グラフの閲覧・詳細データのダウンロードには有料の会員登録が必要です。



詳細データのダウンロード

クロス集計表 サンプルイメージ
消費者調査データ クロス集計表 サンプルイメージ

調査概要

提示30ブランド

  • フルグラ(カルビー)
  • マイグラ(カルビー)
  • グラノーラプラス(カルビー)
  • 香ばしグラノーラ(カルビー)
  • ケロッグ コーンフレーク(日本ケロッグ)
  • ケロッグ 玄米フレーク(日本ケロッグ)
  • ケロッグ 朝摘みいちごグラノラ(日本ケロッグ)
  • ケロッグ 糖質オフグラノラ(日本ケロッグ)
  • ケロッグ ポップコーングラノラ(日本ケロッグ)
  • ケロッグ オートミール(日本ケロッグ)
  • ケロッグ オールブラン(日本ケロッグ)
  • フロスティ(日本ケロッグ)
  • チョコクリスピー(日本ケロッグ)
  • チョコワ(日本ケロッグ)
  • シスコーン(日清シスコ)
  • ごろっとグラノーラ(日清シスコ)
  • おいしいオートミール(日清シスコ)
  • 素材のご褒美(日清シスコ)
  • ライスアイランド オートミール(ライスアイランド)
  • プレミアムピュアオートミール(日本食品製造)
  • 日食自然の良さグラノーラ(日本食品製造)
  • オートミールDELI(エスビー食品)
  • 旭松食品 カップ入りオートミール(旭松食品)
  • クエーカーオートミール(クエーカーオーツ)
  • スイスミューズリー(ファミリア)
  • アリサン 有機オートミール(アリサン)
  • トップバリュのオートミール(イオン)
  • トップバリュのフルーツグラノーラ(イオン)
  • セブンプレミアム コーンフレーク(セブン&アイ)
  • みなさまのお墨付きフルーツグラノーラ(西友)


調査設計

調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年2月17日(木)~2月24日(木)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,043サンプル
サンプル構成(%)




参照コンテンツ


おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツプレミアム会員サービス戦略ケースの教科書Online


新着記事

2026.01.08

25年12月の「乗用車販売台数」は6ヶ月連続のマイナス

2026.01.07

25年11月の「新設住宅着工戸数」は再びマイナスに

2026.01.06

企業活動分析 任天堂の25年3月期は、Switch末期で減収減益も、6月発売のSwitch2発売好調で反転の布石に

2025.12.26

消費者調査データ レトルトカレー(2025年12月版) 首位「咖喱屋カレー」、再購入意向上位はソースタイプやPBが

2025.12.26

25年11月の「チェーンストア売上高」は既存店で9ヶ月連続のプラス

2025.12.26

25年11月の「全国百貨店売上高」は4ヶ月連続のプラス

2025.12.26

25年11月の「ファミリーレストラン売上高」は45ヶ月連続プラス

2025.11.28

25年11月の「ファーストフード売上高」は57ヶ月連続のプラスに

2025.12.25

提言論文 共働きの大勢化が変える生活の現実

2025.12.25

月例消費レポート 2025年12月号 強まる消費回復の動き - 実質収入の持続的上昇に向けた成長戦略の実施が急務

2025.12.24

提言論文 価値スタイルが形づくる消費

2025.12.24

25年10月の「広告売上高」は、再びマイナスに

2025.12.23

25年11月の「コンビニエンスストア売上高」は9ヶ月連続のプラスに

週間アクセスランキング

1位 2019.02.04

MNEXT 眼のつけどころ 巨大融合メディアへの戦略的対応―情報チャネルの再設計の提案

2位 2022.01.28

MNEXT 眼のつけどころ ePOPで成熟ブランドのリブランディング― 2022年春の提案

3位 2024.06.21

消費者調査データ ビール系飲料(2024年6月版) 首位「スーパードライ」、キリンの新ビール「晴れ風」にも注目

4位 2022.11.29

MNEXT 2023年の消費と戦略経営~マーケティングの6つの革新~

5位 2019.04.16

MNEXT 眼のつけどころ 次の時代のマーケティング戦略を考える (1)GAFA、増税、キャッシュレスなどへの対応

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area