フィリップスの2015年12月期の連結決算は売上高2,424億4万ユーロ(前期比13.3%増)、営業利益9億92万ユーロ(同104.1%増)と増収増益であった。フィリップスは厳しいマクロ経済環境に直面しながらも一貫した業績の改善が図られたことで、2015年は堅調な一年となった。中でもヘルスケアとコンシューマーライフスタイルのビジネスを組み合わせたフィリップスのヘルステックのポートフォリ「オは、年間で全体で4%以上の売上成長を達成した。分野別には、ヘルスケア分野では顧客中心性とサービスレベルの向上、革新のための市場投入の迅速化、品質とコンプライアンス体制の強化、コスト生産性の向上を図った。またコンシューマーライフスタイル分野は、オンライン売上が伸長し企業成長を図るための戦略としてEコマースの可能性を示した。2016年度は、控えめな売上高成長を予想しているが、業績の改善を行っていく。マクロ経済の逆風とコストと販売の段階的な導入を考慮すると、EBITAの改善が期待される。
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 成長するコーヒー市場 6つの形態が店頭に共存するワケとは?
コーヒーの国内消費量は、2022年に4年ぶりの増加に転じた。最近では大手コンビニエンスストアがコーヒーのサブスクサービスを実験的に導入する動きがみられる。今回はコンビニを中心にコーヒーがどのように買われているのか調査をおこなった。

消費者調査データ No.397 シャンプー(2023年12月版) 「パンテーン」と「ラックス」、僅差の競り合い
コロナ禍によるインバウンド需要喪失からゆっくり立ち直りつつあるシャンプー市場。調査結果は「パンテーン」が複数項目で首位を獲得したが、2位の「ラックス」との差はごくわずかで競り合いが続いている。国内メーカーでは、独立系の専業メーカーが独自のコンセプトで高いリピート意向を獲得している。

成長市場を探せ 「巣ごもり」後も割安感で堅調な家庭用冷凍食品(2023年)
2022年の家庭用冷凍食品の生産量は、前年比100.8%となる80万5,000トンで、8年連続拡大、過去最高を更新。22年からの食品全般の値上げのなかで、簡便化志向や節約志向から利用が継続されているとみられている。



