カシオ計算機の2018年3月期連結決算は、売上高3,148億円(前年同期比2.0%減)、営業利益296億円(同3.5%減) と減収減益となった。通期業績は減収減益となったが、市場の大幅な縮小を受けてのコンパクトカメラ市場からの事業撤退や、機構改革として事業戦略を見直し収益拡大を実現できる組織体制を確立するなど、抜本的な事業構造改革のスタートラインに立った。経常利益は287億円(前期比9.5%増)、当期純利益は195億円(前期比6.3%増)となり改善した。コンシューマ事業においては、「G-SHOCK」の35周年マーケティング効果により、堅調に推移した。また、海外の学生向関数電卓の売り上げも好調。コンパクトカメラについては、大幅な市場の縮小のため撤退したことによって、特別損失を計上した。システム事業においては、プリンター事業から撤退したことで収益力を大幅に改善し、営業利益が黒字となった。今後は継続的な増収増益に向けて、技術の融合による既存製品のさらなる進化と新製品開発の強力推進、機能と責任を明確化した全社構造改革を目指す。
参照コンテンツ
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 8年連続プラスのスナック菓子、インバウンドも貢献
スナック菓子市場の拡大が止まらない。小売り金額は8年連続プラス、2023年は2桁、24年も2桁に迫る成長で、6,000億円も射程圏内だ。

消費者調査データ シャンプー 首位は「パンテーン」、迫る「ラックス」、再購入意向には高機能ブランド並ぶ
高機能化の流れが続くシャンプー市場。調査結果からは、認知や直近購入などでは「パンテーン」が首位を獲得したが、再購入意向では個性的なブランドが上位に並んだ。

消費者調査データ 印象に残ったもの 働く女性首相誕生の2025年は、万博に沸き、熊と米に揺れた
2025年は女性首相誕生や万博などに沸いたが、、米価高騰、熊被害、異常気象などに揺れた。消費者の印象にのこったのはどんなものだったか。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)