半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

(2003.08)
パソコン 
1.デスクトップ編-所有率1位はバリュースター、話題になるパソコンはバイオ
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(LZH形式・有料会員サービス)
 個人消費の低迷が続いている中、今年4月~6月のパソコン国内出荷台数は2年ぶりにプラスになりました。デスクトップ型は前年同期比が108%(社団法人電子情報技術産業協会調べ)で好調といえる状況です。一昔前は主にオフィス向け、ビジネス向けに開発されていたデスクトップパソコンですが、現在は個人、家庭向けにAV機能の充実やデザインを売りにした機種が次々と発売されています。
 今回は、デスクトップパソコンの主要12ブランドについて、当社のインターネットモニターに行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 まず、認知率では、0.1%という僅差で1位バリュースター、2位バイオとなった。家庭内所有率でもバリュースターは16%で1位となっている。NECが訴求している「ファミリー、パーソナル、ニュースタイル」というコンセプトが消費者に受け入れられたと思われる。
 3ヶ月以内に家庭・友達で話題にした、3ヶ月以内にネットで評判や口コミをみた、今後(も)買いたいの三つのランキングではバイオが1位である。特に今後(も)買いたいランキングでは2位のバリュースターに2倍以上の差をつけており、バイオ人気の高さがうかがえる結果となった。
 家庭内所有者ベースの購入意向をみてみると、1位パワーマック(42%)、2位ディメンジョン(32%)、3位アイマック(26%)となっており、アップル社のマッキントッシュがしっかりとマックファンと呼ばれる固定層をつかんでいることが分かる。また、2位のディメンジョンは、「インターネット販売」「低価格」「徹底したサポート体制」を売りにしているデル社の製品である。現在日本でのシェアは5位(ガートナー・ジャパン調べ)であるが、米市場シェアNO.1の実力を発揮し、今後の日本市場においてどのように浸透していくのか注目したい。

サンプル構成(%)
男女別年代比率(%)
【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2003年7月18日~19日
調査対象者:当社インターネットモニター 20~59歳
        全国の男女個人




 本コンテンツのグラフは無料会員サービス、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
 以降の閲覧には会員サービスへのご登録が必要です。

会員サービスのご案内についてはこちらをご覧ください。
会員の方は、下記をクリックしてグラフ・詳細データをご利用ください。





新着記事

2024.12.13

成長市場を探せ コロナ禍の壊滅的状況からV字回復、売上過去最高のテーマパーク(2024年)

2024.12.12

24年10月の「家計収入」は再びプラスに

2024.12.12

24年10月の「消費支出」は6ヶ月連続のマイナスに

2024.12.11

提言論文 価値スタイルによる生活の再編と収斂

2024.12.10

24年10月は「有効求人倍率」は改善、「完全失業率」は悪化

2024.12.09

企業活動分析 江崎グリコ株式会社 23年12月期は国内外での売上増などで増収増益達成

2024.12.09

企業活動分析 日清食品ホールディングス株式会社 24年3月期は価格改定浸透で増収、過去最高益達成

 

2024.12.06

消費者調査 2024年 印象に残ったもの 「大谷選手」「50-50」、選挙も五輪も超えてホームラン!

2024.12.05

24年11月の「乗用車販売台数」は3ヶ月ぶりのマイナス

2024.12.04

提言論文 本格消費回復への転換-価値集団の影響力拡大

2024.12.03

24年10月の「新設住宅着工戸数」は6ヶ月連続のマイナス

2024.12.02

企業活動分析 イオン株式会社 24年2月は、営業収益・営業利益ともに過去最高を更新し増収増益

2024.12.02

企業活動分析 宝ホールディングス株式会社 24年3月期は、バイオ事業不調により減収減益

2024.12.02

企業活動分析 TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited)  23年12月期は減収減益、事業構造の転換へ

2024.11.29

月例消費レポート 2024年11月号 消費は一旦足踏み状態となっている-政策転換を消費回復への新たな起爆剤に

2024.11.29

24年10月の「ファミリーレストラン売上高」は32ヶ月連続プラス

2024.11.29

24年10月の「ファーストフード売上高」は44ヶ月連続のプラスに

2024.11.28

消費者調査データ No.417 シャンプー(2024年11月版) 「ラックス」と「パンテーン」、激しい首位争い

週間アクセスランキング

1位 2024.11.06

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 伸長するパン市場  背景にある簡便化志向や節約志向

2位 2024.02.02

成長市場を探せ コロナ禍乗り越え再び拡大するチョコレート市場(2024年)

3位 2024.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2024年5月版)首位は「モンエナ」、2位争いは三つ巴、再購入意向上位にPBがランクイン

4位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

5位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area